背番号303の16歳神童、ひとりだけ胸スポンサーを消してプロデビュー!そのワケは

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かつて本田圭佑もプレーしたメキシコリーグ。

国内リーグで最多優勝を誇る名門クラブ・アメリカで弱冠16歳の逸材がデビューを果たした。

2007年生まれのFWディエゴ・レイェスが、7日のサン・ルイス戦に途中出場し、プロのピッチに立ったのだ。

彼は背番号303をつけてプレーしたが、着ていたユニフォームが話題になっている。ひとりだけ胸スポンサーが隠されていたのだ。

他の選手たちのユニフォームには「Caliente」というスポンサー名が入っている。

「Caliente」はメキシコで大手のスポーティベッティング会社(メキシコでは18歳からスポーツ賭博が可能だそう)。

メキシコリーグでは18歳未満の選手がこのようなスポンサーが入ったユニフォームを着ることを禁止している。これは若いアスリートがアルコールやギャンブルに関連するコンテンツに晒されることを規制する取り組みの一環。

『AS』によれば、レイェスはメキシコリーグが前期後期制になって以降、クラブ・アメリカ史上最年少でデビューした選手になったそう。ユースカテゴリーではゴールを量産しており、将来有望なアタッカーとして期待されているようだ。なお、メキシコ代表としてロンドン五輪に出場した同姓同名のディエゴ・レイェス(現31歳)とは、当然ながら別人。

サッカー史上最も奇妙な「背番号10」だった8人

ちなみに、メキシコでは同じチームでもトップチームとユースチームで背番号が被らないようになっている。そのため若手選手は大きい数字を与えられることが多い。この試合ではクラブ・アメリカの控え選手のうち、5人が3ケタの背番号をつけていた。