劇場アニメ「ベルサイユのばら」2025年新春公開決定

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 2022年9月に制作が発表された劇場アニメ「ベルサイユのばら」の公開が、2025年新春に決定しました。

 この発表にあわせて、キャスト、スタッフ情報が解禁。また、キービジュアルと特報第二弾が解禁され、アニメ映像が初公開されています。

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 キャストは、男装の麗人オスカル役を沢城みゆき(「ルパン三世」峰不二子役など)、フランス女王マリー・アントワネット役を平野綾(「涼宮ハルヒの憂鬱」涼宮ハルヒ役/ミュージカル「レ・ミゼラブル」エポニーヌ役など)が担当。

 そしてオスカルの幼なじみアンドレ役を豊永利行(「ユーリ!!! on ICE」勝生勇利役など)。スウェーデンの伯爵であり、アントワネットと運命的な出会いを果たすフェルゼン役を加藤和樹(「仮面ライダー THE NEXT」風見志郎役など)が務めます。

 また、監督は吉村愛(「アオハライド」など)、脚本は金春智子(「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズなど)、キャラクターデザインは岡真里子(「ぬらりひょんの孫」など)が担当。

 音楽プロデューサーは澤野弘之(「進撃の巨人」など)、音楽は澤野弘之と共にKOHTA YAMAMOTO(NHKドラマ「大奥」など)が担当し、制作はアニメスタジオMAPPA(「呪術廻戦」など)が手がけます。

 新たに公開されたキービジュアルには、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンの4人が華麗に描かれており、「気高く、ひたすらに、愛した――」というキャッチコピーが添えられています。また、特報第二弾では、劇場アニメの本編の一部が初公開されています。

 本作は、池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」が原作。1972年より「週刊マーガレット」(集英社)で連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破。宝塚歌劇団による舞台化やTVアニメ化もされ、50年以上の時を経ても今なお愛され続ける作品です。

 2024年7月6日からは、兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場にて「雪組公演 宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』−フェルゼン編−」を上演。8月31日からは東京にある東京宝塚劇場でも上演されます。

 また、8月21日からは兵庫県神戸市にある神戸阪急本館にて「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 ーベルばらは永遠にー」が開催予定。本展では、キャラクターや背景美術の設定画なども紹介されるとのことです。

【キャストコメント】

▼沢城みゆき(オスカル役)
劇場アニメ『ベルサイユのばら』でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や
舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう 1 人、吉村監督の元で新た
なオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を
緊張しながら静かに待っているところです。

▼平野綾(マリー・アントワネット役)
夢のようです。
まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。
漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。
製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。
誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期
待しております。

▼豊永利行(アンドレ役)
まさか、僕が歴史ある伝説の作品である『ベルサイユのばら』に…。
しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。
そして歌も歌わせていただいております。
原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。
現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。
いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。
どうぞ、ご期待ください!!

▼加藤和樹(フェルゼン役)
誕生から 50 年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として
参加させていただけるなんて身に余る光栄です。
ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いもの
がありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな
革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!

(C)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
情報提供:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま経済新聞編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024070202.html