Image: Electrogenic

ミスター・フュージョン完成まではコレで。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシーンになった、「DMC-12」こと「デロリアン」。現在は製造されていませんが、デザインは今でも色褪せず、アイコニックで憧れの1台かと思います。

しかしガソリン車は時代に合わなくなりつつあります。これまでは日産リーフの電動モーターで魔改造した猛者もいましたし、スタンフォード大では自律運転をするEVに改造されたこともありました。

もっとハードルを下げよう

英国オックスフォードにあるElectrogenicでは、ポルシェ911や古いミニ、ジャガー・EタイプなどクラシックカーをEV化するキットを作っています。

その最新作が、デロリアンに積める コンバージョン・キット。切断も溶接もドリルの穴開けも不要で、エンジンと同じ重さで載せ替えできるよう作られています。

既存のマウントにポン付け

キットにはモーター、インバーター、充電器、冷却システム、バッテリーボックスがあり、エンジンを留めていたマウントにボルトでポン付けができるよう設計されています。

カスタム・ドライブシャフトも同梱され、スポーツ、エコ、街乗りといったモードをサポートするとのこと。

Image: Electrogenic

交換はElectrogenic社に頼めますが、世界中で提携しているメカニックのところで買って作業を頼むとスムーズです。

1.21ジゴワットなくても走る

交換すると、パワーとトルクが2倍以上になります。モーターは160kWで3,200Nmのトルクを生み出します。時速0km〜60マイル(約96km)までたったの5秒と爆速で、42kWhバッテリーにより150マイル(約241km)の距離を走ります。

EV化は珍しくはないけれど

デロリアンには新型「Alpha5 EV」もありますが、コレジャナイ感の塊ですし、LYNXが作る似て非なる「DMC-EV」とかもあるので、一番オリジナルなEV版「DMC-12」がコレになるのでしょう。

やっぱ映画のデロリアンをアプデするほうが夢がありますからね。

6千人のオーナーさーん!

ちなみにですが、かつて1万台ほど生産されたデロリアンは、現在6千台以上が現存しているそうな 。

もしガソリン車愛好家でも、パワーアップするなら換えたくなるかも?

Source: X, Electrogenic via electrek, Mashable, LYNX

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