レコルトの人気コンパクトカッターがコードレス化! 新機能「鬼おろし」を実食した
ウィナーズの家電ブランド「レコルト」といえば、デザイン性の高さとコストパフォーマンスの高さで単身世帯や少人数世帯に人気。そんなレコルトの代表的製品のひとつが2019年に登場したコンパクトなブレンダー「カプセルカッター ボンヌ」シリーズです。
このボンヌシリーズに7月3日から新モデル「コードレス カプセルカッター ボンヌ」(以下、コードレス ボンヌ)が登場します。新モデルは名前の通りコードレスになり、人気のおろし機能に「鬼おろし」が追加されました。希望小売価格が9,900円とリーズナブルな本製品の使い心地はどうなのか? プレス向け体験会にて実機をチェックしてきました。
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新製品のコードレス カプセルカッター ボンヌ。カラーはレコルトのメインカラーであるクリームホワイトとナチュラルブラックの2色
コードレスなのに従来モデルとほぼ同じコンパクトさをキープ
ボンヌシリーズといえば、食材を入れる専用カップの上にモーターユニットを乗せて利用する手軽なブレンダー。コンパクトでコロンとした本体デザインと、本体上部のボタンを「押している間だけ動作する」というシンプルな操作性。そして、ブレンダーにフードプロセッサー、ホイッパーなど幅広い調理に利用できる機能性の高さなどから同社の代表的な人気製品となっています。
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新製品であるコードレス ボンヌを使ってジェラートを作っているところ。本体上部のボタンを押すだけで、冷凍ラズベリーや冷凍バナナがなめらかなジェラートに
新コードレス ボンヌも、もちろんこれらの特徴をそのまま引き継いでいます。コードレスながら本体+カバー+カップのサイズは幅12.8×奥行き12×高さ23cmと従来モデルとほぼ同じサイズ。
ただし、新コードレス ボンヌのカップは従来の樹脂製からガラス製になったため、重量はコード式ボンヌの約1.1kgから約1.5kgに重くなりました。とはいえ、ガラス製になったことでニオイ移りがしにくくなり、脂のベタつきなども落としやすくなったなど複数のメリットがあります。
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ガラス製のカップに本体(モーターユニット)を乗せて使うコードレス ボンヌ。食材が本体に飛び散らないように、カップにはカバーをセットして利用する必要があります。カップの最大容量は約500mlです
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新モデルは本体内にバッテリーが内蔵されましたが、本体サイズは旧モデルとほぼ同じ。本体ユニットはむしろ約100g軽くなっているそうです。写真は左が従来からのコード式ボンヌ、右が新コードレス ボンヌの本体ユニット
コードレスになったことで取り回しがしやすくなり使い勝手も大きく向上しました。充電時間は約3.5時間で、満充電時の動作時間は約12分。ボンヌはニンジン1本をみじん切りするのに約8秒かかるため、1回の充電で約85本のニンジンをみじん切りにできる計算です。
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本体上部裏側に充電用のUSB-Cの入力端子があります。動作時にオレンジ色のライトが点灯したら充電するタイミングの目安です
コードレスになるとパワーが落ちる製品もありますが、コードレス ボンヌはパワフルさも特徴のひとつです。
コード付きのブレンダーでも、パワーがない製品は凍らせた食材や氷を使用することができません。また「氷が砕ける」とうたっているブレンダーでも、その多くは自宅の冷凍庫で作った角氷しか利用できないのが現状です。一方、コードレス ボンヌは自宅で作った角氷より硬い市販のかち割り氷まで砕けるほどのパワーがあります。
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会場では実際に市販のかち割り氷をかくはんするデモンストレーションも
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5秒ほどでさらさらのかき氷のような状態になりました
人気のおろし機能も一段階進化、鬼おろしアタッチメントが付属
コードレス ボンヌはフードプロセッサーのように「刻む」、ブレンダーのような「砕く」「混ぜる」「練る」「つぶす」が可能。さらに、付属品をの泡立てプレートを使うことで「泡立てる(ホイップ)」、両面おろしプレートで「おろし」「鬼おろし」と、1台で8種類の調理が可能です。
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セットする付属品を変更することで様々な調理に対応。左から標準のブレード、両面おろしプレート(写真は鬼おろし面)、泡立てプレート
とくに注目したいのが「おろし」機能。一般的なブレンダーは、フードプロセッサー機能などを使って大根を細かく刻んで大根おろしを作ります。しかし、一部のユーザーからは「ちゃんとおろした大根とは食感が少し違う」といった声もありました。
そこで、ボンヌシリーズはおろしアタッチメントを付属。実際に大根をすりおろして大根おろしを作ることができます。新コードレス ボンヌは、この通常のおろし機能に加え、目の粗い「鬼おろし」まで利用できるようになりました。
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おろしプレートは裏表を入れ替えることで一般的な「おろし」と新機能である「鬼おろし」両方が利用可能です
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コードレス ボンヌで作った大根の鬼おろし。ジャキジャキとした食感がたのしく、ポン酢をかけたらこれだけでツマミになりそう
料理初心者が肉を挽くところからハンバーグを調理できる
発表会後半は、実際にコードレス ボンヌを使って調理をするデモンストレーションが行われました。普段調理をしないというスタッフがコードレス ボンヌを使って「肉を自分で挽く本格的なハンバーグ」を作ってくれました。
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普段はほとんど料理をしないというレコルトのスタッフが本格ハンバーグに挑戦
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用意されたハンバーグの材料。肉やタマネギはコードレス ボンヌで細かくするので、包丁を使い慣れていない人でも簡単に作れます
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牛肉は数秒攪拌して粗めにミンチ(写真手前)。豚肉とタマネギは同時に長めにかくはんして比較的なめらかにしています(写真奥)
今回は「牛は粗めに、ブタはなめらかにミンチにする」という凝ったレシピのうえ、コードレス ボンヌの説明をしながらの調理でしたが、ハンバーグを焼くまでにかかった時間は10分程度でした。レコルトのスタッフによると、今回はあえて「本格的なハンバーグ」を選んだため、これでも時間がかかっているとのこと。「材料を全部ボンヌに入れて、一気にかくはんする」という方法なら半分以下の時間と手間でハンバーグが作れるそうです。
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完成したハンバーグには大根の鬼おろしを乗せてサッパリと。実際に試食したところ、牛肉を粗く挽いたためか、肉の存在感がしっかりと感じられるハンバーグでした。ハンバーグの後ろにあるのは、ハンバーグを焼いている間にサッと作った「タコとパクチーのマリネ」。ボンヌにタコと野菜と調味料を入れて2プッシュするだけですぐ完成。ボンヌシリーズの汎用性の高さがわかります
ブレンダーは「せっかく購入したものの、なんとなく面倒で使わない」というユーザーも多い家電です。
しかし、コードレス ボンヌならコンパクトな本体とコードレスならではの取り回しの良さで包丁や鍋などの調理道具の延長線上のように気楽に使えそう。しかも、ボンヌシリーズならではの多機能さとパワフルさで、活用できる料理も多いはずです。自宅にひとつあることで、毎日の料理のストレスが軽減できるかもしれません。
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倉本春 くらもとはる 生活家電や美容家電、IoTガジェットなど、生活を便利にする製品が大好きな家電ライター。家電などを活用して、いかに生活の質をあげつつ、家事の手間をなくすかを研究するのが現在最大のテーマ。 この著者の記事一覧はこちら
このボンヌシリーズに7月3日から新モデル「コードレス カプセルカッター ボンヌ」(以下、コードレス ボンヌ)が登場します。新モデルは名前の通りコードレスになり、人気のおろし機能に「鬼おろし」が追加されました。希望小売価格が9,900円とリーズナブルな本製品の使い心地はどうなのか? プレス向け体験会にて実機をチェックしてきました。
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コードレスなのに従来モデルとほぼ同じコンパクトさをキープ
ボンヌシリーズといえば、食材を入れる専用カップの上にモーターユニットを乗せて利用する手軽なブレンダー。コンパクトでコロンとした本体デザインと、本体上部のボタンを「押している間だけ動作する」というシンプルな操作性。そして、ブレンダーにフードプロセッサー、ホイッパーなど幅広い調理に利用できる機能性の高さなどから同社の代表的な人気製品となっています。
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新コードレス ボンヌも、もちろんこれらの特徴をそのまま引き継いでいます。コードレスながら本体+カバー+カップのサイズは幅12.8×奥行き12×高さ23cmと従来モデルとほぼ同じサイズ。
ただし、新コードレス ボンヌのカップは従来の樹脂製からガラス製になったため、重量はコード式ボンヌの約1.1kgから約1.5kgに重くなりました。とはいえ、ガラス製になったことでニオイ移りがしにくくなり、脂のベタつきなども落としやすくなったなど複数のメリットがあります。
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コードレスになったことで取り回しがしやすくなり使い勝手も大きく向上しました。充電時間は約3.5時間で、満充電時の動作時間は約12分。ボンヌはニンジン1本をみじん切りするのに約8秒かかるため、1回の充電で約85本のニンジンをみじん切りにできる計算です。
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コードレスになるとパワーが落ちる製品もありますが、コードレス ボンヌはパワフルさも特徴のひとつです。
コード付きのブレンダーでも、パワーがない製品は凍らせた食材や氷を使用することができません。また「氷が砕ける」とうたっているブレンダーでも、その多くは自宅の冷凍庫で作った角氷しか利用できないのが現状です。一方、コードレス ボンヌは自宅で作った角氷より硬い市販のかち割り氷まで砕けるほどのパワーがあります。
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人気のおろし機能も一段階進化、鬼おろしアタッチメントが付属
コードレス ボンヌはフードプロセッサーのように「刻む」、ブレンダーのような「砕く」「混ぜる」「練る」「つぶす」が可能。さらに、付属品をの泡立てプレートを使うことで「泡立てる(ホイップ)」、両面おろしプレートで「おろし」「鬼おろし」と、1台で8種類の調理が可能です。
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とくに注目したいのが「おろし」機能。一般的なブレンダーは、フードプロセッサー機能などを使って大根を細かく刻んで大根おろしを作ります。しかし、一部のユーザーからは「ちゃんとおろした大根とは食感が少し違う」といった声もありました。
そこで、ボンヌシリーズはおろしアタッチメントを付属。実際に大根をすりおろして大根おろしを作ることができます。新コードレス ボンヌは、この通常のおろし機能に加え、目の粗い「鬼おろし」まで利用できるようになりました。
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おろしプレートは裏表を入れ替えることで一般的な「おろし」と新機能である「鬼おろし」両方が利用可能です
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料理初心者が肉を挽くところからハンバーグを調理できる
発表会後半は、実際にコードレス ボンヌを使って調理をするデモンストレーションが行われました。普段調理をしないというスタッフがコードレス ボンヌを使って「肉を自分で挽く本格的なハンバーグ」を作ってくれました。
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今回は「牛は粗めに、ブタはなめらかにミンチにする」という凝ったレシピのうえ、コードレス ボンヌの説明をしながらの調理でしたが、ハンバーグを焼くまでにかかった時間は10分程度でした。レコルトのスタッフによると、今回はあえて「本格的なハンバーグ」を選んだため、これでも時間がかかっているとのこと。「材料を全部ボンヌに入れて、一気にかくはんする」という方法なら半分以下の時間と手間でハンバーグが作れるそうです。
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ブレンダーは「せっかく購入したものの、なんとなく面倒で使わない」というユーザーも多い家電です。
しかし、コードレス ボンヌならコンパクトな本体とコードレスならではの取り回しの良さで包丁や鍋などの調理道具の延長線上のように気楽に使えそう。しかも、ボンヌシリーズならではの多機能さとパワフルさで、活用できる料理も多いはずです。自宅にひとつあることで、毎日の料理のストレスが軽減できるかもしれません。
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