失点時の対応が酷評されているファン・ダイク。(C)Getty Images

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 現地時間6月25日に開催されたEURO2024のグループステージ第3節(D組)で、オランダはオーストリアに2−3で敗戦。首位から3位に転落している。

 批判を浴びているのが、キャプテンを務めるCBのフィルジル・ファン・ダイクだ。80分にマルセル・ザビツァーに決勝点となるゴールを決められた際、一人下がり過ぎていたために、オフサイドを取れなかったからだ。

 SNS上でも、ファンから批判の声があがるなか、オーストラリアメディア『Optus Sports』で解説を務めた同国女子代表のエイミー・ハリソンはこう酷評している。

「ファン・ダイクは、(最終)ラインを上げず、待っているだけ。正直いって、少し怠けている。これはひどい。もう少し押し上げていれば、オフサイドになっていただろう」
【画像】ファン・ダイクが批判を浴びた失点シーン
 また、元オーストラリア代表のジョン・アロイージ氏も「そもそも彼は(ポジショニングが)深すぎる、それが問題だ。選手がボールを持ってプレーしているときにラインを上げるのは難しい。彼は(ミッキー・)ファン・デ・フェンとラインを維持すべきだったが、そうしなかった。それがザビツァーがオンサイドになってしまった理由だ」と指摘している。

 3位に終わったオランダは、ラウンド16でルーマニアと対戦する。ファン・ダイクは汚名返上のパフォーマンスをできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部