ドジャース・大谷翔平

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 「ロッキーズ−ドジャース」(17日、デンバー)

 ドジャース大谷翔平選手が1番・DHで出場。六回の第4打席で左翼線へ二塁打を放ち猛打賞をマークした。大谷の猛打賞は5月14日のジャイアンツ戦以来、29試合ぶりで、今季8度目の1試合3安打となった。

 第1打席は遊ゴロだったが、二回2死二塁で右腕クワントリルのスプリットを仕留め、鋭い打球を右前に運んだ。2点目をたたき出す適時打で出塁すると、さらに2番・スミスの適時三塁打で激走し、3点目のホームを踏んだ。

 四回には1死から右中間へ二塁打。積極的な走塁でタッチをかいくぐり、二塁に滑り込んだ。六回は1死から右腕バードの153キロを左翼線へ運び、この日2本目の二塁打とした。

 4点リードの八回の第5打席は先頭で四球を選んだ。直後に今季16個目の二盗も成功させた。

 前日の試合で不動のリードオフマン、ベッツが死球による左手骨折で離脱。大谷は「キーになる選手がもちろん抜けるのはアプローチも変わり、打順も変わる。代わりに出る選手の入る打順によっても変わる。みんなでカバーしていくしかない」と語っていたが、言葉通りチームをけん引した。