【速報】ニコン「Z6III」発表 速写性能はZ8/Z9並み、EVFも改良 実売435,600円
ニコンは6月17日、Zマウントのフルサイズミラーレスの新製品「Z6III」を発表した。新開発の部分積層型CMOSセンサーの搭載で、速写性能を上位モデル「Z8」「Z9」並みに引き上げたほか、「Zシリーズ史上最高の仕上がり」とうたう見やすいEVFも搭載。6K画質でRAW動画撮影に対応するなど、動画性能も引き上げた。Z6/Z7シリーズからのステップアップユーザーや、機動力高く動画を撮影したいと考えるクリエイターをメインターゲットとする。
価格はオープン。ニコンダイレクトショップでの販売価格は、Z6IIIボディが435,600円(米国では2,499ドル)、標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」が付属する24-120mmキットが551,100円。発売は7月12日。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/1/211b4_1223_fb506c04f0da4344a0df6ba27e98005d.jpg)
ニコンの高性能フルサイズミラーレス「Z6III」がいよいよ姿を現した。ボディや撮影性能は「Z6II」から大きく改良され、“ミニZ8”というべき存在になった
2020年11月に発売した「Z6II」の改良版モデル。おもな特徴は以下の通り。
高速処理用の回路を重ねた部分積層型CMOSセンサー(2450万画素)を搭載、読み出し速度を高速化して、ローリングシャッターゆがみの低減やEVFの表示品質向上を図る
メカシャッターは搭載(ローリングシャッターゆがみ防止のため)
EVFは表示の滑らかさを向上、明るさも4,000cdに向上
さかのぼって撮影できるプリキャプチャーを搭載
暗証でのAF性能を向上(-10EV対応)、合焦速度はZ6II比で2割高速化
メモリーカードはCFexpress type B+SDメモリーカードのダブルスロット
新しいクラウド対応アプリ「Nikon Imaging Cloud」に対応
カスタマイズしたピクチャーコントロールを自分で作成したり、インターネットから入手して撮影に適用できる「イメージングレシピ」を搭載
背面液晶はバリアングル式
背面カバーと底面カバーには、マグネシウムを超える剛性を持つ新素材「Sereebo P」を採用
Z6IIは継続販売、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sやバッテリーなどのアクセサリー4点が付属する限定キットを新たに用意(直販価格は399,300円)
新たに採用した部分積層型CMOSセンサーは、裏面照射型CMOSセンサーの一部に重なるように、センサーで読み出したデータを処理するための回路を積層したもの。データ処理の高速化を図り、ローリングシャッターゆがみの低減を図るほか、ファインダー像をなめらかにする効果がある。なお、Z8/Z9ほどデータ処理は高速ではないため、ゆがみを抑えるためにメカシャッターは搭載する。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/0/e05dc_1223_3067aad4cfa3c38b22f369471d2c3cd1.jpg)
背面ダイヤルは質感の高いアルミ製で、ダイヤル全体が上部に露出する構造を継承する
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/3/c3886_1223_056a38bbd9fb0150ee2239532ec6f35e.jpg)
操作ボタン類は、再生ボタンの配置がZ8と同じ場所になるなど、Z8やZ9のサブ機としてのニーズを重視していることがうかがえる
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/0/f01c5_1223_2807d8dab30934c523041a6606f19f7c.jpg)
小型軽量ボディを生かし、動画も機動力高く撮影できるメリットを訴求する
プリキャプチャー時の被写体追従性能はZ8/Z9と同等だという。プリキャプチャーはJPEGのみの撮影となりRAW記録には対応しないが、ユーザーからの要望が多ければ対応を検討するとした。
「Nikon Imaging Cloud」は、まずZ6IIIのみ対応するクラウド連携サービス。機能の1つである「イメージングレシピ」は、LUMIXシリーズの「リアルタイムLUT」に似た機能。カスタマイズしたピクチャーコントロールをカメラに保存すれば、さまざまな表現に切り替えて撮影が楽しめる。レシピは自分で作成するほか、インターネットから入手できる。自身で作成したレシピはインターネットで公開できる。
Z6IIIの発表に合わせ、ニコンはZシリーズの表記ルールを変更した。これまでは「Z 8」という具合に「Z」と数字の間に半角スペースを入れていたが、これからは「Z8」と半角スペースを不要にする。
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2020年11月に発売した「Z6II」の改良版モデル。おもな特徴は以下の通り。
高速処理用の回路を重ねた部分積層型CMOSセンサー(2450万画素)を搭載、読み出し速度を高速化して、ローリングシャッターゆがみの低減やEVFの表示品質向上を図る
メカシャッターは搭載(ローリングシャッターゆがみ防止のため)
EVFは表示の滑らかさを向上、明るさも4,000cdに向上
さかのぼって撮影できるプリキャプチャーを搭載
暗証でのAF性能を向上(-10EV対応)、合焦速度はZ6II比で2割高速化
メモリーカードはCFexpress type B+SDメモリーカードのダブルスロット
新しいクラウド対応アプリ「Nikon Imaging Cloud」に対応
カスタマイズしたピクチャーコントロールを自分で作成したり、インターネットから入手して撮影に適用できる「イメージングレシピ」を搭載
背面液晶はバリアングル式
背面カバーと底面カバーには、マグネシウムを超える剛性を持つ新素材「Sereebo P」を採用
Z6IIは継続販売、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sやバッテリーなどのアクセサリー4点が付属する限定キットを新たに用意(直販価格は399,300円)
新たに採用した部分積層型CMOSセンサーは、裏面照射型CMOSセンサーの一部に重なるように、センサーで読み出したデータを処理するための回路を積層したもの。データ処理の高速化を図り、ローリングシャッターゆがみの低減を図るほか、ファインダー像をなめらかにする効果がある。なお、Z8/Z9ほどデータ処理は高速ではないため、ゆがみを抑えるためにメカシャッターは搭載する。
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プリキャプチャー時の被写体追従性能はZ8/Z9と同等だという。プリキャプチャーはJPEGのみの撮影となりRAW記録には対応しないが、ユーザーからの要望が多ければ対応を検討するとした。
「Nikon Imaging Cloud」は、まずZ6IIIのみ対応するクラウド連携サービス。機能の1つである「イメージングレシピ」は、LUMIXシリーズの「リアルタイムLUT」に似た機能。カスタマイズしたピクチャーコントロールをカメラに保存すれば、さまざまな表現に切り替えて撮影が楽しめる。レシピは自分で作成するほか、インターネットから入手できる。自身で作成したレシピはインターネットで公開できる。
Z6IIIの発表に合わせ、ニコンはZシリーズの表記ルールを変更した。これまでは「Z 8」という具合に「Z」と数字の間に半角スペースを入れていたが、これからは「Z8」と半角スペースを不要にする。