菅野美穂

写真拡大

 女優の菅野美穂(46)が15日、TBS系「王様のブランチ」に、俳優・大泉洋とともに生出演。番組中に嗚咽を漏らしながら大粒の涙を流す場面があった。

 菅野と大泉は、14日公開の映画「ディア・ファミリー」で共演しており、この日も映画紹介のコーナーに出演した。同作は心臓疾患の娘を救うために人工心臓の開発に挑み、娘を救うことはできなかったものの、後に画期的な医療器具の誕生に貢献した男性のストーリーが描かれている。

 番組では大泉が映画の内容を紹介した上で、14日に行った舞台あいさつにモデルとなった男性の家族が来場したことも報告。亡くなった少女の妹から、映画のおかげで姉の死をようやく受け止め、向き合うことができたという話を聞かされたと明かした。

 大泉が話す横で、菅野は嗚咽を漏らし、唇を震わせながら大粒の涙を流した。さらに「私も昨日、お言葉をいただけて、ご家族にそんな風に言っていたけるなんて…」と話すと、言葉に詰まりながら「私たちの方が元気をもらうといいますか、できて良かったなと、この映画に出演させてもらえて良かったな、と本当に思いました」と話し、涙をぬぐった。

 一方で、同作の名古屋キャンペーン中に見せた謎の行動を大泉に暴露される一幕も。菅野は名古屋駅の新幹線ホームに降り立った瞬間、突然大声で「住よし!」と、ホーム上にある有名なきしめん店の名を叫び、その場にいた共演の女優・福本莉子を驚愕させたという。

 菅野は一転、赤面しながら「あれはね、あれなんですよ。(東京に)帰るときに、そこで食べて行くのが楽しみだったんです。まさか上りホームにもあるって認識してなくて、ビックリしちゃったの。それで『住よし!』って」と説明。大泉は「これはもう、同級生に会ったテンションでしょ?なんかお友だちがいるのかなって思ったらどこにもいないわけ。誰もいないところで『住よし!』って言ってるから、福本莉子さんも怖かったっていう話」と話した。