マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表FWアントニー・マルシャルが6月末の契約満了に伴い、今季限りで退団することを表明した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。

 現在28歳のマルシャルは2015年にモナコから加入し、クラブ通算317試合に出場して90ゴールを記録。ここ数シーズンは怪我の影響などで出番が減少し、退団は既定路線とみられていた。

 マルシャルは27日に自身のインスタグラム(@martial_9)を更新し、「今日、別れを告げるために手紙を書くのは、とても感慨深い。クラブでの素晴らしい9年間を経て、キャリアの新たなページをめくる時が来た」とファンにメッセージ。「良い時も辛い時も、皆さんは揺るぎない支えになってくれた。君たちの情熱と忠誠心は、常に僕のモチベーションの源だった」と感謝を伝えた。

 なお、ユナイテッドでは今月初めに元フランス代表DFラファエル・バランも今夏の退団を発表している。