東宝ミュージカル最新2作品が『MUSIC FAIR』出演、劇中ナンバーをスペシャルメドレーで初披露&山崎育三郎とのコラボで『レ・ミゼラブル』楽曲も
2024年5月11日(土)18:00から放送されるフジテレビ系『MUSIC FAIR』にて、東宝ミュージカルの最新作2作品が、それぞれの劇中ナンバーをスペシャルメドレーとして、テレビ初公開する。
まずは、日生劇場で5月9日(木)~30日(木)まで上演される『この世界の片隅に』から主人公の浦野すずをWキャストで演じる昆夏美、大原櫻子、すずが嫁ぐ相手北條周作をWキャストで演じる海宝直人、村井良大とアンサンブルキャストが舞台扮装で出演する。
こうの史代による同名の原作漫画のミュージカル化である本作は、太平洋戦争下の広島市呉に住む人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々の“居場所”を描いた物語だ。全編を彩る珠玉の音楽を手掛けるのは、10年間の渡米を経てミュージカル音楽作家として再始動するアンジェラ・アキ。本作品のために手掛けた劇中歌の中から、「醒めない夢」、「小さな手」、「この世界のあちこちで」をメドレーにしてテレビ初披露。テーマソングとなる「この世界のあちこちで」は舞台衣裳にてアンサンブルキャストとともに総勢21名で届ける。
『この世界の片隅に』
さらに、シアタークリエで5月18日(土)~6月8日(土)上演『ナビレラ』よりイ・チェロクを演じる三浦宏規、シム・ドクチュルを演じる川平慈英、ドクチュルの孫娘を演じる青山なぎさが出演し、それぞれの作品が3曲から成るスペシャルメドレーで、劇中歌を初披露する。
韓国のポータルサイトで連載が始まったweb漫画から人気を博し、ドラマ作品も全世界で大反響、韓国でミュージカル化を果たした本作は、今回が日本初上演。主人公であり一流バレエダンサーを目指す若者と、幼いころからバレエを踊ることを夢見ながらも断念しますが、夢を叶えようとする老人。2人のバレエレッスンが始まる。劇中歌から「毎日が新しい」、「もうやめましょう」、「美しさとは」をメドレーにて、初日開幕を前に本邦初公開する。
『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』(左から川平、三浦、青山)
また、番組では、山崎育三郎とのコラボレーションも実現。『レ・ミゼラブル』より、「カフェ・ソング」(山崎、海宝、三浦)、 「民衆の歌」(山崎、海宝、三浦、昆、大原、村井、青山)を披露する。2007年から2013年にかけて長くマリウス役を演じた山崎育三郎と、海宝直人(2015年~2019年マリウス役)、三浦宏規(2019年、2021年マリウス役)の歴代3マリウスによる「カフェ・ソング」や、『レ・ミゼラブル』の経験、未経験を問わず、様々な作品から俳優たちが集まって披露する「民衆の歌」は必見だ。
出演を終えたキャスト陣よりコメントが到着した。なお、村井良大、川平慈英、青山なぎさは『ミュージックフェア』初出演となる。
■ミュージカル『この世界の片隅に』 出演者コメント
『この世界の片隅に』(左から海宝、昆、大原、村井)
昆夏美:ミュージカル『この世界の片隅に』カンパニーでアンジェラさんが選曲された3曲を歌わせていただきます。どの場面のどのシーンを歌うのか、楽しみにしていただければと思います。そして是非劇場で作品を観ていただきたいです!
大原櫻子:劇中歌「小さな手」。「ミュージックフェア」スペシャルバージョンでお届けします! 実際の劇中とは違う動きで、緊張しました! 多くの方に愛されている「民衆の歌」。 実際に出演なさっていた方々と歌えたのは、贅沢な時間でした! 嬉しかったです!
海宝直人:今回『レ・ミゼラブル』から貴重なマリウス役コラボレーションをさせていただきました。 そしてミュージカル『この世界の片隅に』からは3曲メドレーを衣装でお届け。舞台の空気感を感じていただけたら嬉しいです。ぜひご覧ください!
村井良大:歴史ある「ミュージックフェア」に初めて出演させていただき大変光栄です。 『この世界の片隅に』メドレーは、素敵なカメラワークで撮っていただいた事で作品の世界観がより伝わると思います。 『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」を初めて歌わせていただきました。是非お楽しみに!
■ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』出演者コメント
『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』(左から川平、三浦、青山)
三浦宏規: 「ミュージックフェア」『ナビレラ』スペシャルメドレーで、3曲お届けしました。
川平慈英:ク~!!楽しかったですね。『ナビレラ』の舞台本番前に、プチミュージカルショーができました。
三浦宏規:3曲詰め合わせでお届けしたのですが……、
青山なぎさ:緊張しました。もうドキドキです!
川平慈英:その緊張が、いいんです!
青山なぎさ:勉強になりました!
三浦宏規:私も緊張してしまって、最初にセリフがあったのですが、ほぼ即興みたいな感じになってしまって……、ただそれがあることによって『ナビレラ』の世界観を皆様にお伝えできるかなと思います。「ミュージックフェア」のオンエアを見て、良いなと思った方は是非シアタークリエでお待ちしております。皆様応援のほどよろしくお願いいたします。