総務省などの認証取得済みの「A401OP」と「CPH2603」は次期スタンダードスマホ「OPPO Reno11 A」に!海外向け「OPPO Reno11 F 5G」がベース
次期スタンダードスマホ「OPPO Reno11 A」が登場へ!写真は既存機種のOPPO Reno9 A |
既報通り、総務省が『高周波利用設備の型式指定・型式確認の公示』おいて「型式指定の型式名・指定番号・製造業者等の氏名又は名称の公示」を2024年4月4日(水)に更新して「平成29年4月17日〜令和6年2月29日」を公開し、このうちの非接触IC機能「NFC(Type F/FeliCa含む)」に関する「誘導式読み書き設備」としてオウガ・ジャパンが未発表製品「A401OP」および「CPH2603」を申請したことが掲載されています。
今回、新たにGoogleが提供しているAndroid向けコンテンツ配信マーケット「Google Playストア」を利用できるかどうかを確認できる『Supported devices - Google Play Help - Google Support』を2024年4月27日(土)付で更新し、CPH2603(開発コード名:OP5A0BL1)が「OPPO Reno11 A」や「OPPO F25 Pro 5G」としても展開されることが記載されています。
これにより、日本ではCPH2603が日本向けの独自モデルとして人気となっているスタンダードスマホ「OPPO Reno A」シリーズにおける次期製品のOPPO Reno11 Aのメーカー版として、A401OPがそのソフトバンク版として投入されることになりそうです。なお、例年通りであれば、OPPO Reno Aシリーズは初代「OPPO Reno A(型番:CPH1983)」以外は毎年6月に発売されているため、OPPO Reno11 Aについても6月頃に発売されるのではないかと予想されます。
OPPO Reno11 Aは「OPPO」ブランドにて日本で人気となっている日本独自モデルであるOPPO Reno Aシリーズの次期製品で、詳細は不明ではあるものの、チップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 7050(型番:MT6877TT)」(オクタコアCPU「2.6GHz Cortex-A78コア×2+2.0GHz Cortex-A55コア×6」、950MHz Mali-G68 MC4 GPU)を採用したミッドレンジモデルとしてすでに海外で発表されているOPPO Reno11 F 5Gがベースになっていると見られ、恐らく日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)に対応すると思われます。
またOPPO Reno11 F 5Gは画面が上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.7インチFHD+(1080×2412ドット)フレキシブルOLED(有機EL)ディスプレイ(約394ppi)で、最大120Hzリフレッシュレートや最大240Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1100nits、HDR10+、PWM 2160Hz、DCI-P3 100%、sRGB 100%、1億700万色表示となっており、画面は強化ガラス「Panda glass」で2重に覆われ、パンチホール部分には約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4、画角90°、5Pレンズ)が内蔵されて顔認証に対応しているほか、生体認証としては指紋センサーも搭載しています。
OPPO Reno11 F 5G
外観は2.5Dラウンドフォルムを採用し、画面占有率93.4%に達しており、背面パネルは磁性粒子を用いた「OPPO Glow」による革のようなマットな質感で、防水・防塵(IP65)に対応しているとのこと。サイズは約161.6×74.7×7.54mm、質量は約177g、本体色はPalm GreenおよびOcean Blue、Coral Purpleの3色展開。リアカメラは以下のトリプル構成で、光と色が完璧にバランスが取れた細部まで正確に復元される超鮮明な写真撮影が実現されているほか、ウルトラワイド撮影やマクロ撮影などが行えます。
・約6400万画素CMOS/広角レンズ(F1.7、画角81°、6Pレンズ)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角112°、5Pレンズ)
・約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4、画角89°、3P+IRレンズ)
主な仕様は8GB内蔵メモリー(RAM)および128GBまたは256GB内蔵ストレージ、5000mAhバッテリー、急速充電「SuperVOOC 2.0」(最大67W)、USB Type-C端子(OTG対応)、300%ウルトラボリュームモード、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 LE、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSSなど)、地磁気センサー、光センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロスコープ、歩数カウントなど。なお、RAMはLPDDR4X(4266MHz)、ストレージはUFS3.1とのこと。
OSはAndroid 14ベースの独自ユーザーインターフェース「ColorOS 14」をプリインストールし、2年間のOSバージョンアップと4年間のセキュリティーアップデートを保証。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は販売する国・地域によって異なっており、以下の3つのバージョンがあり、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットで、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしているということです。なお、同梱品はグローバルモデルではACアダプターやUSBケーブル、保護ケース、SIM取り出しピン、クイックガイドなどの紙類となっています。
[Version 1]
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
LTE TDD: Bands 38/39/40/41
5G NR: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n66/n38/n40/n41/n77/n78
[Version 2]
GSM: 900/1800MHz
WCDMA: Bands 1/8
LTE FDD: Bands 1/3/5/8/28B
LTE TDD: Bands 40/41
5G NR: n1/n3/n5/n8/n28B/n40/n41/n77/n78
[Version 3]
GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/8/19
LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
LTE TDD: Bands 38/39/40/41/42
5G NR: n1/n3/n28/n41/n77/n78
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記事執筆:memn0ck
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