クリーニング店でもらえるハンガーの活用法をご紹介します。サイズの小さいハンガーは、意外な活用法がたくさん! 教えてくれたのは、元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんです。

捨てないで!クリーニングでもらうミニハンガー活用方法

クリーニング店に衣類を出して、戻ってきたときにもらえるハンガー。スーツ用の幅広のものやスカート用のものなど、さまざまな種類のものがもらえます。

家族の衣類と同じサイズのものは、普段の洗濯物やクローゼットでの保管の際に活用していますが、そのほかのサイズのものは使う機会がありません。

捨てたり、クリーニング店の回収ボックスへ戻す方法もありですが、じつはワイシャツなどについてくるミニサイズのハンガーは意外と便利で、家でも活躍させることができます。

いろいろな用途に使えて便利なミニハンガー

幅が一般的なハンガーより5〜10cmほど狭いので、小さい衣類を干すのにピッタリ。ハンガー自体が場所を取らないので、狭い場所でも気軽に使えます。洗濯だけでなく収納にも大活躍で、バッグやベルトもコンパクトに保管できます。

また、フックなどがついているものは、ちょっとした小物を干すのにも便利。主にワイシャツをクリーニングに出すとついてくるハンガーは、このタイプが多いです。

1:肩幅の狭い子ども服用のハンガーに

同じように活用している方も多いと思いますが、子ども用やベビー用の服は肩幅が狭いので、ミニハンガーがピッタリです。

ハンガーのサイズにもよりますが、私の経験上、子ども服はベビーから小学校低学年くらいまでなら、ミニハンガーで干すことができました。肩幅もぴったりで型くずれしません。

2:乾きづらいトレーナーのフード干しに

とくに干しにくくて乾きにくい、トレーナーのフード。ミニハンガーを併用すれば、しっかり乾かすことができます。

通常サイズもしくはやや大きめのハンガーと、ミニハンガーを準備します。

フードは小さいハンガーにかけるとフィットすることが多いです。フードのつけ根部分が早く乾くようになりました。

3:タイツも引っかかる心配なく干せる

冬に履くことの多いタイツやスパッツ、トレンカなどは、ミニサイズのハンガーに履かせるようにして干すことができます。ミニハンガーにつるして室内干しすれば、乾きやすく、ピンチに引っかかる心配もなく安心して干せますよ。

ストッキングも折りたたんで干していましたが、この方法なら履かせて干すだけなので簡単です。両手で腰部分をハンガーより大きめに広げて、履かせるように干すのがコツ。

4:ベルトやマフラーなど小物の保管用に

一時的にベルトをかけたり、マフラーやバッグを保管するのにも使っています。工夫して使えば、もっといろいろな使い方ができそうですね。バッグやベルトはフック部分に輪を通しておくことで、落とさず保管することができます。

5:洗濯前の濡れタオル干しや小物干しに

濡れたタオルは、ほかの衣類と同じカゴで保管しておくと、嫌なにおいを発します。ミニハンガーを使えば、濡れタオルを洗濯までの間、一時的につるし干しすることが可能。幅を取らずに狭い場所でも使えますよ。

また、マスクなどの細かいものを洗濯して干すときにミニハンガーが便利。マスクはミニハンガーの両サイドのフックにかければ、バランスよく干せます。

クリーニング店からもらえる使いにくいミニハンガー。工夫次第で、洗濯や収納に上手く活用することができます。プラスチック製だけでなく、針金ハンガーでも同じように使えるので、ぜひ捨てずに活用してみてください。