がんばってメイクしたのに、なんだか顔が古くさい!? そんなアラフィフ世代のメイクの悩みを今すぐ解消し、イマドキ顔になれる「若づくりに見えないアラフィフメイク」のコツを、ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさんに教えてもらいました。若い子の間ではやっているメイク、どこまで取り入れていいの? イタくならないボーダーラインを解説します。

<OK>カラーコンタクトは、自然に見えるものを選んで

黒目を少し大きく見せるものはOK。白目が濁ってくることも考えて選んで

「自然に見えるものならいいんじゃない? ただし、加齢で白目はだんだん濁ってきます。選ぶ際には、広告写真どおりのキレイな見た目にはならない、ということを念頭に」(イガリさん、以下同)

<NG>まつ毛エクステは、カールがつきすぎているものは避けて

カールがつきすぎていたりツヤがあるものは避けて。自然なマツパはOK

「まつエクもまつ毛パーマも、自然なカールであれば目元のたるみ対策に。ツヤのあるまつエクは下品に見えるので避けましょう。まつ毛の負担が大きいのでケアは忘れずに」

<OK>ブラウンリップは、シミが薄く見える効果あり

シミが薄く見える効果も。ツヤよりマットを選んで

「顔のなかで存在感の大きい唇に濃厚なブラウンリップを塗ると、シミが薄く見える効果が。人気はローズ系のブラウンリップ。とくにマット系は、唇の形がキレイに見えますよ。

<NG>キラキラの涙袋はシワが目立ってしまう

大粒ラメはNG!自然な陰影をつけましょう

「若い子がやっているキラキラの涙袋メイクをそのままやると、かえってシワが目立ってしまうのでNG。大人の涙袋メイクは、光と影で骨格を際立たせる意識で取り入れて」

<OK>鼻チークはおしゃれに見えるけど、バランスに注意

人中メイクもできるならアリ。メイク以外のバランスも大切

「鼻チークはおしゃれに見えるメリットあり。でも人中短縮メイクをしたり、髪にツヤを出すなど全体のバランスに気を配らないと、ただの鼻の赤い人になるので気をつけて!」

イガリさん的アラフィフメイクの心得

“マイナス10歳”ではなく“プラス2 歳”のキレイを目指すとうまくいく!

「若く見せたいと思うとメイクをがんばっちゃうけど、“プラス2歳のキレイな人”を目指すと、自然と引き算メイクをするように。その結果、抜け感のある、イマドキ顔になれるというわけです。目指せ、プラス2歳!」