ノンフィクション作家の川内有緒さんが、山梨県に小屋を作る過程を記した、モノづくりエッセイ『自由の丘に、小屋をつくる』。東日本大震災をきっかけに、既存の価値観に疑問を抱き、自分の無力さも自覚。子どもが出来たことでその思いが深まり、この困難な時代を娘が生き抜くために自分にできることは何なのかを考えた末にたどり着いたのが、「小屋を作る」こと。もともと不器用でモノづくりが苦手だったという川内さんが、実家のDIYリノベ―ションを経て、山梨の丘に土地を見つけて小屋作りに向かうまでの過程を伺いました。

 

川内有緒●かわうち・ありお…ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。行き当たりばったりに渡米したあと、中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学大学院で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』(集英社インターナショナル)でYahoo!ニュース本屋大賞 ノンフィクション本大賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の共同監督も務める。公式サイト/公式X

 

【川内有緒さん撮り下ろし写真】

 

自分でこれはどうやるのかを考えたときに、初めて主体的な学びがあった

──昨年10月に発売した最新刊『自由の丘に、小屋をつくる』は、どういう経緯で執筆したのでしょうか。

 

川内 もともとは『熱風』(スタジオジブリ出版部)という雑誌から「何か書きませんか」というお話があって、1回だけ旅に関する長めのエッセイを書いたんです。その後も「何かやりたいですね」ということになって、雑談しているうちに「今、小屋作りをやっている」とお話したら、「それをやりましょう」と言ってくださって「丘の上に小屋を作る」という連載が始まりました。

 

──連載開始当初は、どれぐらい小屋作りが進んでいたんですか。

 

川内 そのときは影も形もなくて、実家のリフォームもやる前でした。この本には収録されていないんですが、土地を探している段階が長かったんです。そういう話も連載では書いていたんですが、本にするときに全部省略しました。

 

──連載当初は実際に小屋が完成するかどうかも分からないですよね。

 

川内 そういう状態だったので、連載も不定期がいいんじゃないかと言ってくれて、何かが起きたら書けばいいということだったので、それだったらやれるかもということで、2か月から3か月に1回だけ、長い原稿を書いていくというのを繰り返していました。

 

──リアルタイムだからこそ、記述も詳細なのでしょうか。

 

川内 それもありますし、文字数が多くて大丈夫だったので、細かく書ける余裕があったんですよね。後から振り返って書いていたら、こんなに細かく書かなかったかもしれないですね。

 

──もともとDIYなどの物作りは苦手だったんですよね。

 

川内 得意じゃないし、好きでもないし、むしろ避けてきたところがあって、自分がやらなくても済むことはやらないまま生きてきました。フィールドワークは結構やってきたんですけど、仕事はパソコンの中で完結しますし、何かを作るのは自分の中で苦手意識がありました。モノづくりができる人への憧れみたいなものはすごくあって、克服というほど大袈裟なことではないけど、小屋を作ろうと。

 

──なぜ小屋作りだったのでしょうか。

 

川内 娘が生まれたのもあって、「買う」ではなく「作る」という新たな選択肢を手に入れられたら、自分たちの生き方にも変化が生まれるかもしれないと思ったんですよね。

 

──その第一歩を踏み出すハードルが高いですよね。最初は木を真っすぐ切るだけでも苦戦しますし。

 

川内 最初は何も分からないので、「木を切る……」って感じですよね。だから手始めに娘の机を作ろうと思って、早稲田の「DIYがっこう」という場所に通いました。木はこういう道具で切るんだとか、木を直角に切るのって難しいんだとか、そういうところから始まって。いっぱい失敗しながら、ちょっとずつ習得していきました。

 

──男子は小学・中学で技術の授業がありますけど、女子はのこぎりなどに触れる機会はなかなかないですからね。

 

川内 そういうことを覚えなくても生きられるんですよね。お金で買えばいいわけだから、必要があるのかないのかを聞かれたら、ないんだけど、いざ覚えてみたら、これは全員が習得していい技術なんじゃないかなと思いました。スマホやパソコンと同じように使えることができたら、いろんなことが楽になる技術なんですよね。

 

──日常生活でも普通に活かせる技術ですからね。

 

川内 誰の生活にも直結しているんだけど、できないと思うと、誰かにやってもらわなきゃとか、お金を払わなきゃとなります。でも、ちょっと覚えたら、いろんなことができるんです。

 

──DIYがっこうはどんなところだったんですか。

 

川内 工房に家具職人の先生的な方が一人いて、聞けば何でも教えてくれるけど、一から教えますよっていう訳じゃなくて、それが個人的にすごく良かったんです。ただ教えられたことをやるって、おそらく身につかないんですよ。自分でこれはどうやるのって考えたときに、初めて主体的な学びがあって。あえてDIYがっこうがそうしていたのかは謎なんですけど、「ここがどうしても分からないんですけど」と聞くと、「こうするといいですよ」と快く何でも教えてくれるんです。この本には出てこないんですが、最後は大きな建具も作っていたんですよ。それぐらい大きいものだと少し計算が狂うだけでも後で大変になるので、「正確に作りたいんです」と言うと、そのやり方も教えてくれました。

 

──事前にそういう学校だと知っていたんですか?

 

川内 全く分からなかったです。DIYがっこう自体が始まったばかりで、開校して1、2か月でやってきたのが私だったらしくて、向こうも試行錯誤していたんだと思います。DIYがっこうは途中でなくなったんですけど、私は最初から最後までいました。トータルで2年ぐらい通ったんですが、土地を探しながら、いろんな家具だの建具だのを作り続けて、小屋の建前をやる頃も通っていました。今振り返ると、いろいろなことを学びましたね。

 

実家のDIYリノベ―ションをやったのが大きかった

──『自由の丘に、小屋をつくる』を読んでいると、ここぞというタイミングで手伝ってくれる人やアドバイスしてくれる人が登場する印象で、まるでマンガのようでした。

 

川内 DIYがっこうに通っていたときは、コツコツ自分一人で作るのかなと思っていて、「一人で家を建てました」みたいな本もたくさん読んでいたんです。こういうふうに孤独に耐えながら作るのかな、みたいな未来をイメージしていたんですが、本当にどうしていいのか分からない。そしたら夫の友人で一級建築士のタクちゃん(皆川拓さん)が最初に現れて、いろいろ教えてくれて。他にも本には出てこないんですけど、私はアーティストの知り合いが多いから、方々で小屋作りをしたいと言ってたら、いろんなことを周りが教えてくれるんですよね。

 

──仕事柄、いろいろな職業の方と知り合う機会も多いですしね。

 

川内 小屋作りの前に、恵比寿にある実家のDIYリノベ―ションをやったのも大きくて。都心だから、手伝いに来てくれる人がいて。全然意図してなかったんですけど、そこに来た人たちが、その後の小屋作りにも来てくれるきっかけになったんです。

 

──なかなか自分から踏み出せないけど、潜在的にDIYをやりたいって人は多いんでしょうね。

 

川内 そうだと思います。本気でやりたいわけじゃないし、道具を揃えるのはハードルが高いけど、ちょっと手伝ってみたいという人は多くて。DIYリノベ―ションの後も、実際に来る人は限られていたけど、手伝いたいと連絡をくれる人はたくさんいました。

 

──一日体験みたいな感覚なのかもしれないですよね。

 

川内 例えば、お金はないけど、家をリフォームして綺麗にしたい人がいたら、どんどんやったらいいんですよ。大工さんにちょっとした謝礼を支払えば、やり方を教えてくれますし、材料を揃えて、手伝ってくれる友達を3人ぐらい集めればできるんです。

 

──土地探しは難航しますが、2017年2月、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん、フリーランスの編集者/ライターの小野民さん夫妻の紹介で、山梨県甲州市に理想の場所が見つかります。

 

川内 本当に運が良かったとしか言いようがないです。ヒラクさん一家が山梨に移住して1年後ぐらいのタイミングだったのかな。たまたま使っていない土地が家の近所にあるから、そこを使っていいというお話で。土地を放っておくと、見た目もよくないし、草木が繁茂して、虫が増えたり、獣が来たりするから、集落の人たちも土地の手入れをしていてほしいんですよね。

 

──地元の人たちにあいさつ回りなどはしたんですか。

 

川内 しなかったんですけど、地元の方はヒラクくん一家を知っているから、みんな声をかけてくれました。それに周りも自分で家を作った人たちがいたんですよ。近所にカフェがあるんですけど、そこもセルフビルドで建てていて。いろんなアドバイスをしてくれて、皆さんよくしてくださいます。近所の人に「うるさくてごめんなさい」と言ったときも、「賑やかでいいわね」って言ってくれました。

 

──イノシシとかは出ないんですか。

 

川内 いるみたいですけど、まだ見たことはないですね。山の中にある集落なので、すぐそこは山だけど、民家もあって開けているんです。

 

──夫婦でお仕事をして、子育てもあって。山梨に行くのも大変じゃないですか。

 

川内 大変ですね。小屋作りを始めた頃は、娘も2歳とちっちゃかったから、娘を連れてどこかに行くだけでも疲れるオペレーションで。娘を手伝わせるのも難しいから、2日間あったら、1日は作業で、1日は遊びという感じで、遊びを兼ねて行ってました。

 

──車じゃないと行けない場所なんですか。

 

川内 そうですね。でも東京から車で行くと、あまりに渋滞がすごくて……。何回も何回も渋滞に巻き込まれて、もう二度と行きたくないって思うんですけど、何か月かすると忘れて、また渋滞に巻き込まれて嫌気がさすというのを繰り返して。今は杉並区に引っ越したので、山梨も近くなりましたし、いろんな行き方を試した結果、ゴールデンルートも見つかりました。そんなことをやっているうちに電車って素晴らしいと思って、電車のことが大好きになりました(笑)。

 

──山梨を生活の拠点にする選択肢はなかったんですか。

 

川内 地方への移住は考えてなかったんですよね。あくまで小屋を作る遊びをしてみたかったんです。

 

──小屋の中にはどれぐらいの人数が泊まれるんですか?

 

川内 そんなに入れないです。6畳ですから、家族3人プラス1人ぐらいですね。

 

──個人的にトイレ作りを記した章が大好きなんですけど、やっていて楽しかった作業は何ですか。

 

川内 トイレ作りの章は、本を読んだ方から人気がありますね。ただ、どの作業もだんだん楽しくなるんですよ。ゼロから1を立ち上げていくのが、道具もないし、材料も分からない、やり方も分からないで、一番疲れるパートなんです。作業はもちろん、暑い、寒い、渋滞など、いろんなことが初めての経験で本当にしんどくて。でも最初はやる気があるから乗り切れて。建前が終わった後は、ずっと楽しいです。建前が終わると、屋根は急ぎましたけど、あとは積み上げていけばいいので、そこまで急いでやらなきゃいけない作業ってないんですよ。

 

──完成までの期限も決めてないんですよね。

 

川内 決めなかったですよね。決めると、それに合わせなければいけないので、仕事みたいになって疲れるじゃないですか。だからそういうことは考えずに、来週は山梨に行けるから何をやろうか? みたいな。

 

小屋作りや草刈りなど一日中、肉体労働をすると元気になる

──モチベーションが落ちることはなかったですか。

 

川内 何回も投げ出そうとしました(笑)。行ったけどモチベーションが上がらない日もあって、小屋に着いたけど何もやりたくない。でも誰かしらが手伝いに来るので、「今日はやる気が起きなくて」と言うと、「じゃあ休んでいればいいじゃないですか」と。私がいなくても、自走が始まっているんですよ。「別に有緒さんは何もやらなくていいんじゃないですか?」みたいに言われることもあります(笑)。

 

──連載に逐一、途中経過を記しているのも大きかったのではないでしょうか。

 

川内 確かに書くこと自体がモチベーションになるっていうのもあって。書くためにやる訳じゃないんだけど、書こうと思うと、「じゃあやるか」みたいなときもありました。ただ、こんなに長期間、連載をするなんて連載を頼んだ編集者も想像していなかったと思うんですよね。私自身、不定期連載といっても、せいぜい5、6回、1年ぐらい書いて終わるだろうと思っていたのが、1年経っても小屋の影すら見えずで、仕事が忙しい、コロナ禍でいろいろあってとか言ってるうちに、気付けば約5年の長期連載。連載が終わった時点で、文字数は30何万字とかあったんですよ。本にする際に15万字ぐらいにしなければいけなくて、書き下ろしだったら、こんな文字量にはなっていなかったですね。

 

──今も小屋作りは継続しているんですよね。

 

川内 そうなんです。行くと、これやらなきゃなっていうことがいっぱいあって。

 

──ホームセンターは近くにあるんですか。

 

川内 一番近いところだと車で10分ぐらいの場所にあります。「コメリ」と「ナフコ」という2つのホームセンターがあって、大きなものが必要なときはナフコに行って、ビス程度のちょっとしたものはコメリに行ってます。

 

──道具などへのこだわりはありますか?

 

川内 全くないです。マキタはかっこいいな、くらいで。そもそも何に関してもこだわりの少ない人間なんですよね。

 

──夫の川内イオさんもそうなんですか。

 

川内 彼もざっくりした人です。ざっくり同士で、お互いに細かいことを言わないから、事前に話し合わなくても大丈夫なんですよ。いつも彼がホームセンターに行ってくれるんですが、例えば無色透明の塗料を頼んだのに、全く違うものを買ってきちゃったりするんです。でも「これじゃないんだけど、まあいいや」って一瞬で受け入れて、一部の壁の色がちょっと違う色になったりして。手伝いに来てくれた人から、「なんてこだわりがない人たちなんだろう。だからやっていけるんですね」と言われます(笑)。

 

──お子さんは山小屋を気に入っているんですか?

 

川内 気に入っていると思いますよ。毎回一緒に行きますし。それにヒラクくんの娘さんがうちの子と半年違いで、すごく仲が良いので、ずっと一緒にいたがるんですよ。1歳のときから定期的に遊んでいて、一緒に小屋の中で過ごしたり、お散歩に行ったりして、従姉妹みたいな関係なんですよね。山小屋のヒラクくんの家が徒歩で1、2分で行けるので、距離感もいいんです。

 

──都会からIターンした人が、地元の人とトラブルになるって話もよく聞きますけど、ほどよい距離感ですよね。

 

川内 住んでいる人の数が少ないということもあります。ヒラクくん一家は定住していますけど、隣の家の人も二拠点生活で、たまにしか来ないし、反対側にある家も住んでいなくて、畑しか使ってないんです。東京から近いので、地元の人たちも外から来る人を受け入れてくれて、ほのぼのしていますね。

 

──小屋作りを始めて、仕事のスタンスに変化はありましたか。

 

川内 仕事って永遠にできちゃうから、この週末は小屋作りをするから仕事をしないって決めると休みになりますよね。山梨では小屋作り以外にも草を刈るなどの作業が一日中あるんですけど、肉体労働をすると逆に元気になるんです。私の仕事は、やたらと移動は多いですけど、あまり体は動かしません。だから、たまに肉体労働をするとヘトヘトになりますが、とにかく体を動かしているから、東京に帰ってくると疲れたなと思いながらも、何かエネルギーが湧く感じがします。

 

toolboxの商品は初心者でも簡単におしゃれなDIYができる

──東京でDIYをすることはあるんですか。

 

川内 ありますよ。ただ家具を作るにしても、東京は場所がないので、工房に行くなり、なんなりしないと作業が難しいんですよね。ただ実家のリフォームがまだ続いていて、昨年も私と妹が使っていた部屋を、妹が事務所として使いたいということで、床を張り直して、壁を綺麗にしたんです。

 

──床の張り直しって難しくないんですか?

 

川内 今はすごく簡単なんですよ。DIYはどんどん進化していて、企業もDIYをやる人たちに寄せてきているから、簡単にできるものがたくさん売っているんです。インパクトドライバーとかもいらないですし、ノコギリさえあればできるという床張り用の資材が売っていて、すごく綺麗にできますよ。業者がやった床張りと比べても遜色がないです。

 

──とはいえ初心者は苦戦しそうですが。

 

川内 手で押しながらパチッとはめると、ロックされる商品なので、端っこの処理は難しいけど、そこを測って正確に切るというスキルさえあれば問題ないです。正確に切るスキルも、すぐに覚えられるから、誰でもできるんですよ。私がお勧めするのはtoolbox(ツールボックス)の商品です。

 

──toolboxというと?

 

川内 「東京R不動産」という不動産会社がDIYを推奨していて、そこが手がけているシリーズです。すごくおしゃれで、そこまで高くない商品がたくさん売っていて。目白にショールームがあるので、そこに行って商品のお話を聞くこともできます。私は初めての床張りのときは、インパクトドライバーを使って本格的にやったんですが、toolboxの商品だとインパクトドライバーすらいらないですし、時間もせいぜい半日ぐらいで完成します。ホームセンターで揃えるとゼロからやらなきゃいけないけど、toolboxは素人でも簡単におしゃれな家を作れるというコンセプトなんですよね、

 

──プレゼンがうまいですね(笑)。

 

川内 toolboxの回し者じゃないですよ(笑)。ただ一人で作業するのはお勧めしません。3人一組ぐらいで、切る人、はめる人みたいに共同作業でやるのがいいですね。DIYを1人でやっていると、修行みたいで、途中で悲しくなってくるんですよ。だからInstagramとかで「1人でDIYをやってます」みたいな投稿を見ると感心します。一番良いのは2人一組か3人一組。あまり人数が多過ぎても、何もやることがない人も出てきちゃうので手持ち無沙汰になるんです。3人ぐらいいると交代しながらできますし、途中でお茶を飲んだりしておしゃべりするのも楽しいですし。切るスキルにしても、3人のうち1人が持っていればいいんですよ。

 

──DIY初心者でも適材適所でやれることはあると。

 

川内 あります。漆喰を塗るとかだったら子どもでもできます。もちろん完璧にやりたい人は、ちゃんとした業者さんに頼んだほうがいいと思うんです。でもDIYは、作る過程を楽しみたいとか、ちょっとうまくいかなかったところも、味になるし、思い出になるよねみたいな気持ちになれる人にお勧めです。

 

 

(インフォメーション)

『自由の丘に、小屋をつくる』

好評発売中!

著者:川内有緒
価格:2200円(税込み2420円)
発売元:新潮社

 

『自由の丘に、小屋をつくる』刊行記念
『手づくりのアジール』増刷記念
川内有緒×青木真兵「自分で自分の居場所をつくる」

日時:2024年3月8日(金)19:00〜(開場:18:30)
場所:隣町珈琲
住所:東京都品川区中延3丁目8−7 サンハイツ中延 B1
価格:会場入場料(自由席):\2,500 オンライン配信(zoomミーティング):\2,500

※本イベントは会場(隣町珈琲)とオンライン(zoomミーティング)のハイブリットの開催になります。

https://peatix.com/event/3843762

 

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕