ニューバランスのゴルフシューズの中でプロゴルファーの使用率が最も高かった「Fresh Foam X(フレッシュフォームエックス)  2500 v3」がバージョンアップし、「Fresh Foam X 2500 v4」として2024年2月16日に発売。その試着&体験ラウンドがあり、大利根カントリークラブ(茨城県)で開催されたメディアイベントに参加してきました。

↑Fresh Foam X 2500 v3はニューバランスのブランドアンバサダー稲見萌寧プロ(写真右)が長年愛用していたモデル。2022年シーズンと2023年シーズンの2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有プロ(写真左)も着用していました

 

「Fresh Foam X 2500 v4」は3機種6色のラインナップ

筆者がニューバランスのゴルフシューズ試着&体験ラウンドに参加するのは2年連続2回目になります。昨年は2023年春夏モデル「FuelCell 1001 v4」シリーズで、今年は「Fresh Foam X 2500 v4」シリーズ。

↑Fresh Foam X 2500 v4のラインナップは3機種6タイプ。ソフトスパイクのシューレースモデル(ひもタイプ)が2種類(右上と右下)。ソフトスパイクのBOAモデルが1種類(上段真ん中)。スパイクレスのBOAモデルが3種類(左上と左下と下段真ん中)です

 

新作のFresh Foam X 2500 v4シリーズにおいてスパイクレスがBOAモデルだけなのは、過去の販売実績やマーケティングリサーチでひもタイプを好む人はほぼ100%、ソフトスパイクを選択するというデータが出ているのでしょう。

↑スパイクレスのカラーバリエーションは、WHITE/BLACK(写真)以外にWHITE/BLUEとBLACKがあります

 

ミッドソールには「Fresh Foam X」が採用されています。Fresh Foam Xというのはニューバランスが独自に開発したミッドソール設計で、18ホールを歩いても高い快適性能を発揮するクッション機能が搭載されています。また、かかと全体を包み込むTPUパーツ(黒い部分)がかかとのホールド感を高め、ショット時と歩行時の安定性を提供してくれます。

↑「Fresh Foam X 2500 v4 SL BOA」2万3100円(税込)

 

Fresh Foam X 2500 v4 SL BOAのアッパーは、足当たりの柔らかいメッシュに薄いPUを張り合わせゴルフに必要な剛性、撥水性を発揮します。

↑アウトソールにはニューバランスの名前の由来となったチキンレッグをモチーフにしたTPUプレート(黒い部分)を配置しています。抜群の安定性とクッション性の両立を実現しています

 

ただ、これらの文章はメーカーの受け売りで、実際にゴルフ場で履いてみないと、どのくらい安定性が高いか分からないというのが正直なところであります。

他のラインナップはコチラ↓

 

イベント会場はニューバランスの世界観が満載

ニューバランスのイベントに参加するといつも感心させられるのが、世界観の作り方が上手なんですよね。

↑今回はクラブハウスの入り口でニューバランスファミリーのロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(左)、女子陸上1000メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートル日本記録保持者の田中希実選手(左から2番目)、稲見プロ(左から3番目)、東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手(右)4人のパネルが

 

↑クラブハウスの2階に上がると、後ほどステージに登壇する山下プロ(左から3番目)と稲見プロ(右から2番目)に加え、ニューバランスのゴルフシューズを着用して2023年シーズンに勝利を挙げた櫻井心那プロ(左から2番目)、岩井千怜プロ(左)、山内日菜子プロ(右)のパネルが飾られていました

 

↑商品の展示の仕方もオシャレで、ここがゴルフ場のクラブハウスの2階であることを忘れそうになります

 

稲見プロは自らもゴルフシューズの開発に携わり、共同開発モデル「UG3000 v1」(2024年3月発売予定)を世に送り出します。稲見プロはコロナ禍で2シーズンが統合された2020-2021年シーズンの賞金女王なので、ニューバランスのゴルフシューズが3シーズン連続で女王奪取に貢献したことになります。同社がゴルフシューズを最初に発売したのは2016年ですから、それから10年も経たないうちにこの実績ってすごい!

↑トークショーが始まると、大勢のメディア関係者がステージの前に集まり、山下プロと稲見プロの話に耳を傾けていました

 

その稲見プロと山下プロがトークショーを行い、ニューバランスのゴルフシューズの魅力を語り合ってもらった後、コースに向かいました。

↑今まさに自分が着用しているゴルフシューズを山下プロが「これ、いいよ!」と言わんばかりに掲げており、期待感が高まります

 

↑12番パー3に行くと、プロゴルファーとのニアピン対決にチャレンジするアトラクションが用意されていました

 

ティーイングエリアには左足がつま先上がりで、右足がつま先下がりになる特殊な人工芝が設置されています。いくらシューズが良くたって、この状況で普段どおりのショットを打つのは難しいです。筆者は低い当たりが出てグリーンの左サイドに外しました。でも、そこからのアプローチショットがピンそば2メートルに寄り、このパットを決めてパーが取れたのはうれしかったです。

↑プロだけがこの難しい条件から打つのかと思いきや、アマチュアも同じ条件で打つとのこと

 

その後は、Fresh Foam X 2500 v4の歩き心地の良さを満喫しながら18ホールをラウンド。プロゴルファーはこんなに柔らかい履き心地のゴルフシューズで試合を戦っているのかと、うっとりした気持ちになりました。やっぱり最上位モデルの最新モデルは履き心地抜群です。

 

正直に申しますとゴルフシューズの最上位モデルは高価なので、自分の財布ではなかなか手が出ませんが、やはり高価格帯商品は高品質であることをハッキリと実感した1日でした。

 

写真/保井友秀、オフィシャル素材

 

 

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