料理が苦手だと悩んでいませんか? 「そんな人は調理法も調味料も調理道具もシンプルにしてみて!」と話すのは、料理研究家のしらいのりこさん。毎日の料理をラクに、楽しくするコツを教えてくれました。

キッチンはコックピット化して調理をしやすく

調理道具は数を絞って手の届きやすい場所に置いて。できるだけ行ったりきたりせずに調理できるよう、キッチンをコックピット化しましょう。
「よく使う調味料やフライパンをコンロ下にまとめたり、毎日使うツールは出しておくのもおすすめ」

【画像】しらいさんの油計画表

魚はレンチンで簡単にレパートリー増

「ハードルが高く感じがちな魚料理ですが、魚は肉よりレンチンに適した食材。失敗なくできて、魚焼きグリルを洗う手間がないのもラク」。

下記で紹介する「レタスと甘塩鮭のバター蒸し」のほか、魚をタラに変えたり、キムチとサバの組み合わせもおすすめです。

つくり方は、皿にレタスとキノコをしき、甘塩鮭2枚、バター10gをのせてふんわりラップし、電子レンジ(600W)で5〜6分チンするだけでOK!

電子レンジの機種や、魚などの素材の大きさにより火のとおりに差が出ます。表記の加熱時間で火が中までとおっているか確認し、とおっていないようであれば、様子を見ながら少しずつ過熱してください

揚げ物は油計画を立て、ムダを省く

じつは「揚げ焼き」は温度が上がりきらず、失敗しやすい調理法。

「最低でも2〜3cmの深さの油を使ってみて。から揚げの前に野菜の素揚げやてんぷらをするなど、油計画を立てて油を2〜3回使い回せばムダなし」

 

ESSE4月号では、ほかにも「当たり前」になっている習慣を見直して暮らしをアップデートするコツを紹介しています。一田憲子さんのインタビューや暮らしの達人がやっている家事アップデート術、ヘア悩みの解決法や今すぐあか抜けるおしゃれルールなど注目のテクニックが満載です。