40代以降になって、やせにくくなった。そう思ったら、これまでの習慣を少し変えてみましょう。自身も20kg以上のダイエットに成功し、ダイエットに関する著書も多数ある、カリスマダイエットコーチのEICOさんに、悩める読者の「太る原因となりそうなルーティン」をチェックしてもらいました。甘いものが大好きなら、食べる時間に注意してみましょう。甘いものが大好きなら、やめずに食べる時間を意識してみて!

“ちょこちょこ食べ”脱却!食生活の見直しにチャレンジ

甘いものが大好きで間食がやめられないBさん。身長153cm、小学3年生と5歳の子育て中。

「甘いものが大好きで、つい間食してしまいます。趣味はお菓子づくり。やせて昔のように短いスカートをはきたいです」(Bさん)

・Bさんのデータ

年齢:46歳
体重:51.3kg
体脂肪率:33.2パーセント
下腹部:84.8cm
二の腕:27.2cm

食生活改善!1か月で実践した4つの課題

ちょこちょこ食べをやめるために食生活を改善! Bさんが取り組んだ4つの課題をご紹介します。

●暇な時間にヨガやストレッチをする

朝、長女が学校に行ったあと、二女を送るまでに時間があり、つい間食しがちなBさん。

「ヨガやストレッチをするなど、ほかのことに集中する時間をつくって」(EICOさん)

2〜3日に1回、YouTubeチャンネル「B-life」のmarikoさんを見て、ヨガを行うように。ヨガマットを購入し、モチベーションアップ!

●家事の最中、こまめに動くようにする

家事の合間にストレッチをするなど、こまめに動くように意識を。

「がんばりすぎず、気がついたときにちょっと動くことを習慣化することが大切です」

●睡眠時間を昼寝で1時間補う

睡眠時間が毎日5〜6時間だったBさん。

「昼間に自分の時間を確保し、できればあと1時間多く寝るようにしましょう。睡眠不足は過食の原因にもなります」

●野菜を食べたら緑のマーカーを引く

野菜やキノコ、海藻の量が少ないので、意識して食べるように。

「食事手帳の食べたものを書く欄に、野菜を食べたら緑のマーカーを引くと意識しやすくなりますよ」

買い物のときに野菜、キノコ、海藻を多めに買い、みそ汁やスープに入れたり炒め物に加えたりして、多めに食べることを意識。

1か月後、お菓子をやめずに夢の40kg台に!

以前よりお菓子に対する執着が減ったというBさんは、無理なく体重40kg台に!

「家事の合間に簡単なストレッチをするなど、意識して体を動かしました。以前はお菓子があちこちに置いてありましたが、1か所にまとめ、無意識に食べるのを防止。食べるなら午前中にするなど、計画性をもつようになりました」(Bさん)

アゴがシュッ! おなかがヘコんだ! 二の腕ほっそり! パンツがぶかぶかに!「このまま継続してミニスカートを履きたい!」(Bさん)

・1か月後のBさんのデータ

体重:49.4kg
体脂肪率:31.4パーセント
下腹部:82.6cm
二の腕:26.1cm

→体重マイナス1.4kg、下腹部マイナス2.2cm達成!

「Bさんの場合、大好きなお菓子を禁止するとリバウンドの原因に。運動や野菜多めの食事など、ほかに意識を向けたことで無理なく量を減らせたのが勝因です」(EICOさん)

妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください

極端なダイエットは健康を損なう恐れがありますので注意が必要です