お金の不安を解消するために、どうすればいいのかと不安に感じることはありませんか。そこで、お金と向き合い心豊かに暮らしている方をクローズアップ。今回は、人気ブロガーのえりさん(64歳)に暮らしを楽しむコツを教えていただきました。「お金をかけずに知恵を絞る生活は充実している」というえりさんの日々の楽しや、おしゃれのコツを紹介します。

仕事道具だったパソコンは今も欠かせない生活の友

子育て、義母や夫の介護、デザイン事務所の経営を経て今はひとり暮らしのえりさん。体調や健康を考えつつ、続けられるペースを守って週4日スーパーで働くほか、4つ運営しているブログも欠かさず更新。家計は家賃を含め、9万円でやりくりしています。

【写真】えりさんの1か月のざっくり支出表&プチプラコーデ

仕事や介護に忙殺されていた時期を過ぎ、今は自分なりの時間の使い方を楽しんでいます。京都の穴場を巡って写真を撮ったり、愛用のパソコンでゲームを楽しんだり。 お金をかけずに知恵を絞る生活は充実しています。

デザイナーの仕事にコンピュータは不可欠! デザインの仕事をしていない今、「ブログ更新と写真の加工や整理、そしてゲーム!」がおもな使い道です。特にオンラインゲームは、ほぼ毎晩、深夜まで遊ぶほどの熱の入れようです。

「ゲームへの課金は月に2000円程度。同じゲームを長年プレイしているので、オンライン上での仲間もたくさんいます」。

なんと、コンピュータのメンテナンスも自分でするというえりさん。知識があるおかげで、必要な機能を厳選してパーツをそろえるなど、大きなお金をかけなくても機能を最大限に楽しめます。

いつでも気軽に音楽や動画を

キッチンにある調理器具の下にはタブレットとヘッドフォンが。

「料理や歯磨きなど、キッチンで過ごす間にも音楽や動画を楽しみます。近隣の音がよく聞こえるので、ここで大きな音を立てたらご近所にも迷惑なはず。コンピュータやタブレットのそばには必ずヘッドフォンを常備しています」

センスとアイデアを駆使しておしゃれもリーズナブルに

「しまむら」で見つけた無地のワンピースは、大好きな黒とはいえ形のバランスがいまひとつ…と感じて、裾の両脇を短くカットして端を始末。前から持っていた水玉のスカートと重ね着して、サイドから柄が見えるように。手持ちの服やプチプラのアイテムも、センスよくアレンジして、より自分好みに。

お菓子の箱もティッシュボックスにリメイク!

「たまたま来客が手土産に持ってきてくださったのが、ムーミンパッケージのお菓子。デザインも大好きだし、底に敷いてあった厚紙もかわいかったので、ティッシュケースにしてみました」。

コンパクトカメラを手に京都の四季を訪ね歩きます

上記や下記の写真はえりさんが撮影したもの。「「たとえば紅葉の写真は京都駅から徒歩10分ほどの梅小路公園。一部を除いて入場無料です。桜の写真はやはり入場無料の平野神社。ここには60種類、400本もの桜が植えられているんです」

ときにはノートパソコンとお弁当を持って出かけ、外でブログを更新することもあるそう。