老いを感じるほど年をとってはいないけれど、若い頃との違いが身にしみる40代。「マルサイの惑いっぱなし40代」では、現在44歳、3人の息子と夫と暮らすイラストレーターのマルサイさんが、美容やファッションを始めとした40代の悩みに、七転八倒しながら向き合っていきます。今回は、「卒入学式ファッション」のお話。マルサイさんも、今年中学生になる二男の卒入学式に出席するそうですが…。

7年前のセレモニースーツが「なんか古い」理由

卒業・入学シーズンがやってきますね! わが家の二男もこの春中学生になります。

卒業式・入学式を控え、久しぶりにセレモニースーツを引っ張り出してきました。最後に来たのは2年前、長男の中学校の入学式です。

そのときうっすらと「あれ? このスーツ、ちょっと形が古いかな?」と思ってはいたのですが、うん、やっぱり形が古い。それもそのはず、買ってからもう7年も経っていました!(長男の幼稚園の卒園式のときに買ったのでした)

長く着られるようにと、流行りに左右されなさそうなシンプルな形のパンツスーツを選んだのですが、7年も経つといくらシンプルでもやはり古さを感じるものですね。

どこらへんに古さを感じるのだろう…と最近のパンツスーツと比較してみたところ、どうやらパンツの形が古さを醸し出しているようです。

最近のセレモニー向けパンツスーツは、足首が見えるくらいの長さで形はテーパードが主流のようなのですが、私のもっているものはかかとの長さのド・ストレート。ストンと落ちてから足首あたりで裾がたわむシルエットです。これがちょっと古くさいんですよね〜。

まぁ少し高めのヒールを履くとスッキリしたシルエットになるので、今年くらいまではギリギリセーフです(ということにしたい)。

来年の長男の卒業式のときは新調しようかな。

地味なスーツの華やかさをアップするコツ

もう一点気になるのは、地味であること。

スーツの下にはいつも、襟元にタックが入っているツヤ感のある白のブラウスを合わせ、白パールのネックレスをするのが定番スタイルなのですが、年々地味に感じるように…(100%加齢のせい)。

そこで今年はコサージュをプラスして、アクセサリーはゴールドのものを合わせてみようと思っています。ブラウスも、襟元にフリルなど装飾性のある華やかなものを選んでもよさそうですよね。

最近はプチプラでも高見えするアイテムが気軽にそろえられるので、本当にありがたい! わが家は卒業・入学の機会がまだまだ続くので、これを機に時代に見合ったスタイルを探していこうと思います。