60代からの心地いい暮らしのヒント。ここではYouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんに、古くなったタオルや、増えがちな贈答用タオルの有効活用術を教わりました。

毎日使うタオルだけに、捨てどきは難しいもの。贈答用でいただくなど、いつの間にかタオルが増えてしまっているおうちも多いのではないでしょうか。

【写真】タオルの乾きを見守るライフさん

ここでは古いタオルの有効活用方法や、たくさんある贈答用タオル問題への、ライフさんが出した解決策を紹介します。

1:「古くなったハンドタオル」は掃除で使い倒す

タオルのふわふわ感がなくなってきたら、処分を考える頃。ライフさんは捨てる前に雑巾にして使い倒します。

「ハンドタオルを半分に折って作った雑巾は、しぼりやすいサイズになり便利です。最初は高い場所の掃除用の雑巾として使用します。使い込んでいくうちに、低い場所用の雑巾に変えていきます。高いところは机の上や窓ガラス。弾く場所は部屋の床や廊下です。最終的には玄関のたたきを掃除してから捨てます」

2:「小さく切ったタオル」は、ハードな汚れに

ハンドタオル以外のタオルは小さく切ってウエスにすることも。タオルを布きりバサミで15cm×15cmくらいの大きさにカットします。

「先ほどのハンドタオル雑巾は、何度も洗って使います。対してこのウエスは、洗わずに捨てたいときに。つまり、ちょっとハードな汚れをとるときですね。たとえば窓のサッシの部分の掃除や、トイレ掃除、土・泥汚れをとる掃除のときなど。カレーのような、どうせ洗っても落ちないものをふくときにも便利です。ふき終えたらそのまま処分します」

3:「贈答用タオル」は、売るより使う方がコスパよし

ライフさんが使うタオルは、じつは今は亡き義両親のもの。義両親の実家には、新品の贈答用の柄もののタオルが大量に残されていました。リサイクルセンターに出すことも考えましたが、贈答用タオルでも、買い取り額は二束三文になってしまうことがわかりました。

「きっとわが家と同様の理由でリサイクルセンターにもち込む人が多いのでしょうね。子どもたちに譲ることも考えたのですが、残念ながら好みが合いませんでした。それなら自分たちで使おうとシンプルな結論に至り、今、少しずつ使っています。贈答用なので、肌触りはもちろん、生地もしっかりしているし傷みにくいです。ただ義実家には柄もののタオルばかりがあったため、わが家のタオルも9割が柄ものです。無地のタオルや、自分が気に入った柄のタオルを使いたくなることも笑」

「ガーゼのバスタオル」はすぐ乾く時短アイテム

義実家にタオルが大量にあるため、自分では滅多にタオルを買わないライフさん。しかし、ガーゼバスタオルだけは別だと言います。ガーゼタオルは名前のとおりガーゼ地のタオルです。

「大きいのに乾くのがすごく早いんです! フェイスタオルと同じくらいの時間で乾きます。あまりにも早く乾くので、バスタオルの概念が変わりました。これだけは買いたしを決定しています」

ライフさんの「暮らしをよくするコツ」、ぜひまねしてみてくださいね。