今永昇太のカブス入りに高橋尚成氏が言及「すごく良い球団を選んだ」と語る理由とは?
カブスを新天地に選んだ今永の判断に高橋氏は「良い球団を選んだ」と感想を述べた(C)Getty Images
DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太は、カブスと4年総額5300万ドルで契約に至った。カブス側が保持する延長オプションが付帯し、行使されれば、30歳の左腕は最大5年総額8000万ドルの契約を手にすることができる大型契約だが、これは期待の表れとも言える。
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左腕にはMLBの複数球団が獲得に乗り出した。現地報道によると、カブスよりも高額のオファーを提示した球団もあったようだ。それでも今永はカブスを選んだ。
「カブス・今永昇太」の正式な誕生を、球界OBはどのように見ているのか。巨人、メジャーリーグで活躍したOBの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』を更新。カブス入りが決まった今永について言及した。
2012年からカブスに所属していた高橋氏は、大学の後輩でもある今永の決断に「良い球団を選んだなと思います」と反応。その理由については「鈴木誠也選手がいるということがすごく大きいと思います」と、鈴木が在籍している点を挙げた。今季までDeNAで同僚だったエスコバーもカブスとマイナー契約を結んでおり、頼もしい仲間がチームメイトとなる。
また、2点目の理由には「僕が(カブスを)辞める時くらいにクラブハウスを新しくして素晴らしいものにしたり、キャンプ地もすごいものに作り直したりした。そういうのもあって2016年には世界一になった」と施設面で充実している点を挙げた。
その上で、高橋氏は「今永投手にとってすごくフィットする球団だったんだと思います。これだったら気持ちよく投げられるという思いになったからカブスを選んだんだと思う。すごく人気もあるし、良い球団を選んだんじゃないかな」と、左腕がカブス入りを決断したことについて見解を語った。
1年目の成績については「2桁勝利はしてほしいですね」と期待したが、「ただ、無事に1年間ローテーションを守ることが1年目は大事だと思いますね。勝ち星と言うより登板数やイニング数を重視してほしい。そうすれば自ずと勝ち星もついてくると思います」と助言を送った。
今永はメジャーリーグの環境に適応し、期待に応えることができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【郄橋尚成のHISAちゃんの当該動画はこちら/https://youtu.be/07L-L2dExho?si=Rk_y3G_ieWBCc559】