山本由伸、大谷翔平のド軍入りが「決断の1つの理由」 面談での助言も明かす
大谷の名言を意識する発言も「本当の意味で憧れるのを辞めなければなりません」
ドジャースと12年契約を結んだ山本由伸投手は27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで入団記者会見に臨んだ。「大谷さんが仮に他のチームを選んだとしても、僕はドジャースを選んでいたかなと思いますけど。やっぱり大谷さんは日本人選手としてだけではなく、メジャーリーグの中でもトップ選手だと思っている。大谷さんがドジャースを選んだというのは決断の1つの理由になりました」と、大谷翔平投手が決断の要因になったと明かした。
12日(同13日)に行われたドジャースタジアムでの面談では、大谷、ベッツ、フリーマンらMVP受賞選手も同席した。大谷からどんな話があったのか。山本は「ミーティングというか球場でお会いした時は『悔いのない決断をしてね』と。また、その中で『分からないことがあったら何でも聞いてね』と言っていただきました」と明かした。
会見の冒頭では「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければなりません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張ります」と、大谷がWBC決勝・米国戦前のミーティングで語った名言を引用した。やはり山本にとって、大谷は大きな存在のようだ。
山本がドジャースと結んだ12年総額3億2500万ドル(約461億円)は投手としてはメジャー史上最高額。期間も投手では最長になる。背番号はオリックス時代から付けていた「18」に決まった。「今日からはドジャースの一員としてワールドチャンピオンになるために、もっと野球がうまくなれるよう、新しい毎日を過ごしていけるよう、ロサンゼルスのファンの皆さまにお約束します」と意気込みを語った。(Full-Count編集部)