疑惑のハンド判定が物議を醸す 勝ち点を逃したニューカッスルのPK判定に怒りの声が集まる
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5戦のパリ・サンジェルマン対ニューカッスルの試合は大きな話題を呼んでいる。
混戦を極める死の組で、グループステージ突破に向けて負けられなかったニューカッスルは24分にFWアレクサンデル・イサクが先制ゴールをあげる。その後はPSGにチャンスを作られる場面も多かったが、GKニック・ポープがビッグセーブを連発。
ニューカッスルの守護神が幾度となくピンチを凌いでいたが、後半アディショナルタイム、PSGのFWウスマン・デンベレのクロスに対応したDFティノ・リブラメントの手に当たったとしてPK判定に。
このPK判定に対し、多くのレジェンドたちが怒りの声をSNSに投稿していると、英『Daily Mail』は報じている。ニューカッスルのレジェンド、アラン・シアラー氏は「頼むよ、なんてひどいことなんだ」とPK判定を激しく非難。
また、ゲーリー・リネカー氏は「いったいどうしてそれがPSGにとってのペナルティなのか。ばかげている」とコメント。元英『Sky Sports』のジェフ・ステリング氏は「何の冗談だ。VAR ! レフェリーは完全に失敗した。不名誉な判定に、なぜ我々は悩むのか不思議に思うだろう」と非難の声をあげた。
この結果、PSGは勝ち点7で2位、ニューカッスルは勝ち点5で3位となっている。ドルトムントがACミランに勝利したため、勝ち点10まで伸ばしたドルトムントは2以内が確定し、GS突破を決めた。対するミランは勝ち点ではニューカッスルに並ぶも得失点差で4位となっている。
勝ち点差がほとんどないこのグループでは1試合の結果で順位が大きく変わる。GS突破に向けて重要だった一戦のPK判定についてはこれからも議論されるかもしれない。