ヒカル「早稲田、東大入ってすごいとかアホ」発言にSNSで指摘される「小物感」過去には「高学歴は尊敬の対象」の矛盾
人気YouTuber・ヒカルが、自身のYouTubeチャンネルで更新した動画内で、高学歴スタッフへ向けた発言が波紋を広げている。
ことの発端は、7月16日に公開された『ジョイフルでステーキ10キロ食べ切るまで帰れません!!!』というタイトルの動画内での発言だ。この日は、宮迫博之のスタッフを務める兄弟がゲストで登場。弟が、兄の尊敬する点について「早稲田卒で、僕と脳のつくりが違うなと思います」と語ったが、ヒカルは「いや、いっぱいの人入ってるから、すごくないやろ」とツッコみ出した。
続けて、「俺はほんまに思うんですよ。早稲田、東大とか高学歴のやつ、そんな何万人も入っとるところに行って『すごい』って、アホかと。すごいのはわかったけど、もっとひと握りのもんになってから、すごいってなるとは思います」と持論を展開している。
ヒカル自身は、高校卒業後に地元の工場で働き、その後は情報商材ビジネスを手がけてからYouTubeに進出したという経歴を持つ。大卒の肩書きなしでここまで上り詰めた、という自負もあっての持論だろうが、SNSでは反発する声も多い。
《ゆがんでるなぁ。この言い方だと自分の方が凄いとしか聞こえない。しかも、あえてそれを言う事自体が劣等感の証拠では?》
《学歴が関係ないことはたしかだけど、自分がその一握りに入れていると大々的に公表している。この人に学歴はないことは事実。負け犬の遠吠え。》
《この人、充分すごい人なんやから 余計なこと言わんといたらええのになぁ… 変に小物感出るときあるんよねぇ… まぁ、そこがええとこやけどな》
だが、ヒカルは過去に学歴に対する思いについて、自身のTwitterでこう語ったことがある。
《僕は学歴を軽視してませんよ。学歴は現代社会において、頑張ればどんな人でも身につけられる唯一無二の武器だと思ってます。トゲがある言い方になるけど、才能ないバカは勉強しろよって本気で思ってる。いつか役に立つから。》(2017年5月29日)
《俺はやっぱり勉強できる人とか高学歴はすごいなと思えるしそれだけで尊敬の対象になる。自分にはできないことがたくさんできるから。だからと言って自分が下とは思わない。自分にしかできないこともたくさんあるから。》(2018年1月28日)
《学歴はあった方がいい でもそれが全てではない》(2018年1月28日)
「ヒカルさんは、高卒で苦労した経験があるだけに、学歴に関してはさまざまな思いがあるようです。過去には、『バズキャリ就活』という、非大卒向けの就活イベントを企画したこともあります。自身の就職を振り返って『僕も高卒で、選択肢が本当になかった。工場以外の選択肢が1個でもあれば……』と思いを吐露していました。
『学歴がすべてではない』という部分は一貫していますが、今回の発言は、視聴者ウケを狙ったのか、そこそこキツい言い方でした。他人が努力して勝ち取った学歴に対するリスペクトが感じられず、過去の発言とも矛盾してしまう。そのあたりが、世間の反発を食らったようです」(芸能記者)
強気な姿勢はヒカルの常套手段だが、今回はあまりよい方向に作用しなかったようだ。