業務スーパーで販売されている「タイカレー商品」でおすすめのものを選んでみました。

業スーには缶詰タイプやペーストタイプなど、さまざまなタイカレー関連商品が並んでいますよね。暑さが増すこの時期、エスニックな辛みが欲しくなる! というわけで、mitok編集部的に推せる銘柄をセレクトしてみた次第です。お買い物のご参考にどうぞ!

加熱するだけで本格テイストの『Real THAI グリーンカレー缶詰』

業スーのタイカレーといったら『リアルタイ(Real THAI) グリーンカレー缶詰』はチェックしておきたいところ。具入りのカレー缶詰で、内容量は400gの2人分、お値段300円(税込)で販売されています。(余談ですけど、かつては200円を切るプライスでした。まぁ仕方ないですよねぇ)

調理方法はカンタン。中身を鍋に移して加熱するか、耐熱容器に移して電子レンジ加熱でOKです。

わりと辛さ控えめのグリーンカレーです。刺激の強い辛みではなく、ココナッツミルクのまろやかな甘みと旨みたっぷり。かなり日本人好みの味わいかと思います。でも、ちゃんと個性があるんですよね。エスニック感全開のどっしりスパイシーさや、レモングラスなどハーブの酸味やさわやかさも効いておりまして、“食べやすいけど個性も主張する” 味に仕上がっているんです。

気になるのは肉要素が無い点でしょう。具はほとんどたけのこオンリーみたいなもの。鶏もも肉などを追加して満腹フードに仕上げてあげましょう。

商品情報(参考)

■内容量|400g ■カロリー|100g当たり151kcal(合計604kcal) ■原産国|タイ  ■原材料|ココナッツミルク、たけのこ、グリーンカレーペースト(青唐辛子、エシャロット、レモングラス、食塩、にんにく、ガランガル、カフィルライムピール、クミンパウダー、コリアンダーシード、ターメリック)、大豆油、砂糖、バジル、赤唐辛子、カフィルライムリーフ、食塩

ちょっと甘めを求めるなら『Real THAI レッドカレー缶詰』

さきほどご紹介したグリーンカレー缶詰のレッドカレー版もプッシュしておきましょう。『リアルタイ レッドカレー缶詰』。お値段は同じく300円(税込、税別278円)、内容量は400gで2人分。調理方法もグリーンカレー缶詰と同じ。ちょっと甘めなエスニック味が特徴となっています。

濃厚な甘辛感がイイ! 赤唐辛子の辛みとココナッツミルクの甘み、双方が強く主張する味なんです。甘みが濃い印象は否めないものの(かぼちゃのせい?)、にんにくやレモングラスなどのハーブ類に支えされた風味は概ね日本人好みにまとまっているかと思います。

やはり肉要素が無いので、ぜひチキン追加で仕上げちゃってください!(鶏肉じゃなくてもお好みでどうぞ)

商品情報(参考)

■内容量|400g ■カロリー|100g当たり126kcal(合計504kcal) ■原産国|タイ ■原材料|ココナッツミルク、かぼちゃ、レッドカレーペースト(乾燥赤唐辛子、にんにく、レモングラス、エシャロット、食塩、ガランガル、カフィルライムピール、香辛料)、砂糖、チリオイル、大豆油、赤唐辛子、バジル、食塩、カフィルライムリーフ

大量に作りたいなら『Real THAI レッドカレーペースト』

山ほどタイカレーを食べたいなら『リアルタイ レッドカレーペースト』を選ぶという手もあります。具材の用意が必要だし、調理の手間もかかりますが、本格的な味のレッドカレーを大量に(約30食分)作れるんです。1パック400gでお値段は321円(税込、税別298円)です。

容器の中にはこんな感じのペーストが袋詰めで収められています。作り方はパッケージ記載の方法でどうぞ。基本的には水を加えたココナッツミルクにペーストを溶かし、別途用意した具材と一緒に煮込んでいけばOK。具材には鶏もも肉のほか、ジャガイモでもナスでもだいたい合うのでお好みでどうぞ!

どっしりとしたタイ料理的旨みと辛みがバランスよくまとまった味わいです。レモングラスやエシャロットなどタイ料理的な香味感が溶け込んだ、複雑重厚な味わいなんですけど、全体的にスパイシーさや甘み、辛みなどの釣り合いがとれており、エスニック入門にちょうどよい味でもありますね(けっしてライトな味という意味じゃなく!)。

時間のある週末などに数食分をまとめて作ってみてはいかがでしょうか?

商品情報(参考)

■内容量|400g ■カロリー|大さじ1杯(約15g)当たり17kcal ■原産国|タイ  ■原材料|唐辛子、にんにく、レモングラス、エシャロット、食塩、ガランガル、カフィルライムピール、コリアンダーシード、クミン粉末

家族みんなが食べやすい味『Real THAI イエローカレーペースト』

先にご紹介したレッドカレーペーストの姉妹品『Real THAI イエローカレーペースト』も推しておきたいですね〜。内容量とお値段は同じく400gで321円(税込)。レッドカレーと比べると、よりまろやかで軽い味わい。家族で食べるなら、イエローのほうがおすすめかな?

このようなペースト状となったタイカレーを、ココナッツミルクに溶かして煮込めばOK。具材は肉でも野菜でもきのこ類でも好きなだけ放り込んで豪快に!(もちろん繊細に調理してもよいわけです)

ベースの風味はレッドカレーと同様ですが、シナモンとメース(ナツメグ皮)を効かせて、複雑な香りを穏やかに甘い後味でまとめたバランスが特徴的ですね。刺激感は控えめ。まろやかな旨みに続き、スパイスがさわやかに鼻を抜けます。辛さが欲しい人にはちょっと物足りない気もしますが、お子さんも含めて家族みんなの食べやすさを求めるなぴったりでしょう。

商品情報(参考)

■内容量|400g ■カロリー|大さじ1杯(約15g)あたり19kcal ■原産国|タイ ■原材料|エシャロット、にんにく、唐辛子、食塩、レモングラス、カフィルライムピール、ガランガル、シナモン、メース(ナツメグ皮)、クミン粉末、コリアンダーシード、ターメリック粉末

タイカレーにはタイ米!『ワンナポッブ ジャスミンライス』

タイカレーを作るなら、日本米ではなく、相性のよいタイ米で食べたいところ。業スーでは『ワンナポッブ ジャスミンライス』というタイ米が販売されていますよ。内容量は1kgで753円(税込、参考)。

炊き方はいつもの日本米と同じです。たとえば、炊飯器に2合(300g)を入れて、2合分の水を入れて炊飯するだけ。無洗米なので洗わないでOKです。炊飯途中から漂う香りは明らかに日本米とは異なります。ほんのりバターコーンみたいな?

細長い粒が特徴的なタイ米。日本米のようなふっくらとして粘りや甘みがあるタイプではなく、パラッとして朴訥した香りの炊きあがりが特徴です。起伏のない風味にも感じますが、これがタイカレーとよく合うんですよねぇ。カレーの味をよく引き立てるというか。チャーハン用にも使いやすいので、消費に困ることはないはず!

商品情報(参考)

■名称|米加工品 ■内容量|1kg ■カロリー|100gあたり350kcal(たんぱく質 6.6g、脂質 0.3g、炭水化物 80.2g、食塩相当量 0.05g) ■原産国|タイ ■原材料|白米(タイ産)/ピロリン酸鉄、ナイアシン、V.B1

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最後におまけ。今回ご紹介している「Real THAI(リアルタイ)」シリーズには、パウチパック版のグリーンカレーやレッドカレーもラインナップされています。mitok編集部の近隣店舗では近ごろ見かけませんが、もしお近くの店舗にあるならゲットしてOKでしょう。味が同じで調理がよりラクなら、パウチパック版のほうがイイですよね〜。