リアル「婚約指輪」事情が明らかに

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 2人の婚約の証しとして購入する「婚約指輪」。SNS上では定期的に「婚約指輪いる? いらない?」の論争が巻き起こりますが、実際に婚約指輪を購入している人はどのくらいいるのでしょうか。結婚相談所ネットワークを運営するIBJ(東京都新宿区)が、婚約指輪に関する調査を実施。その結果を発表しました。

「プロポーズ後に2人で一緒に購入」が最多

 調査は2023年2月から3月にかけて、2022年に同社ネットワークで成婚した男女を対象に実施。計1860人(男性867人、女性993人)から有効回答を得ています。

 全回答者に「婚約指輪を購入したか」を聞いたところ、トップとなったのは「プロポーズ後に2人で一緒に購入した」の31.5%でした。次いで、「プロポーズにあわせて購入した(もらった)」が29.2%、「プロポーズにあわせて、ルース(ダイヤモンドなど)のみ購入した(もらった)」が12.2%となっており、全体の72.8%が婚約指輪(ダイヤのみを含む)を購入していることが分かりました。

 プロポーズの際に「サプライズで婚約指輪をプレゼントされたい」という女性が多くいる一方で、最近では自分で選びたいという人や、デザインや予算を2人で相談しながら納得いく指輪を購入するケースもあるようです。

 なお、「購入していない(計画していない)」と回答した人は27.2%という結果に。婚約指輪は普段身に着ける機会が少ないことや、お金がかかるという理由で購入しない人もいるのではないかと考えられます。

 調査結果を受けて、同社は「2023年に入り、円安の影響を受けた外資系の婚約指輪のブランドは続々と値上げをし、価格が高騰しています。そのような中ではありますが、成婚者の72.8%が婚約指輪(ダイヤのみを含む)を購入しており、婚約指輪の需要が高いことが分かりました」とコメントを寄せています。