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 今夏にRBライプツィヒからバイエルン・ミュンヘンへと移籍する、コンラッド・ライマー。現在参加中のオーストリア代表では前監督であるラルフ・ラングニック監督の下、同じく元監督であるドメニコ・テデスコ監督率いるベルギー代表と対戦するという特殊な状況にある。「テデスコ監督とは本当に良好な関係でドイツ杯優勝も果たした。ラングニック監督よりさらにコンパクトに構えて、前線ではそこまでプレスをしないタイプだ」と説明。そしてその両者の中間にあたる期間で指導を受けたユリアン・ナーゲルスマン監督の誘いを受けバイエルン入りを決断したが、その後に退任となり現在指揮をとるトーマス・トゥヘル氏とは特にコンタクトはないという。

 だが特にそこで思い悩むことはないようで、「サッカーでは不測の事態も起こりうるもの。ライプツィヒの6年間では六人の監督から指導を受けたから」とライマー。「僕にとってバイエルンでプレーすること以上のものはない。僕と同じく最高の目標を追い求めるクラブで、特に思い悩むことはなかった。バイエルンのユニフォームは何着か箪笥に入っているしね。」と子供の頃からファンであったことも強調。「とにかくプレーしたい」という同選手にとって、右SBや時にCBとしてもプレーできることは強みとなる。「たとえFWでもノーとは言わないよ。中盤が一番おちつくけどね」

ライマーとゲレイロ獲得喜ぶ、ルメニゲ氏

 またバイエルンではすでにもう一人の選手獲得も実現しているようで、まだ正式な発表はないのだが、今夏ドルトムントとの契約が切れるラファエル・ゲレイロについて、カール=ハインツ・ルメニゲ氏はDAZNに対し「ライマーとゲレイロといういい選手を獲得することができた。ライマーは非常にフィジカルかつアグレッシブな選手で中盤にフィットした選手。喜ばしく思っているよ」とコメント。前者についてはまだ発表こそされていないが、すでに2026年夏までの契約締結が取り沙汰されていた。 

 「昨年で特に目についたのはレヴァンドフスキの放出で、その結果で我々は公式戦通算50得点の減少を迎えることになってしまった。それについては特になんらかの手を打たなくてはならない」と強調する中で、左SBと中盤でプレー可能なセットプレーを得意とするゲレイロの獲得は、新たなセンターフォワードを活かした攻撃力向上、さらに中盤の補強と負傷がちだったデイヴィースのバックアップという点においても、確実にバイエルンの補強につながるものである。

 ちなみに日曜日にバイエルン・ミュンヘンのヘルベルト・ハイナー会長が『Bild TV』のインタビューの中で1億ユーロ規模の獲得に応じられる用意があることも明かした際に「無論全てがマッチした時に限るし、トゥヘル監督もそこで大きな影響をもつ。特にストライカーの争奪戦は激しく確実の高額なものになるからね」とコメント。バイエルンでは中盤補強のデクラン・ライス(ウェストハム)と共に、フランクフルトのランダル・コロ・ムアニ、ナポリのヴィクトル・オシムヘン、そしてユベントスのドゥサン・ヴラホヴィッチらが浮上しているところ。

グラフェンベルフは移籍も視野に

 またライマーやゲレイロが加わり、ライスへの関心も伝えられるバイエルンの中盤では、既存のジョシュア・キミヒ、レオン・ゴレツカ、ライアン・グラフェンベルフらの今後について不透明となっており、キミヒについては右サイドバックへの復帰の可能性が取り沙汰され、ゴレツカについてはトゥヘル監督の下で思うような出場機会を得られなくなったことから移籍の可能性が指摘されている。逆にトゥヘル監督下である程度の増加を手にしたライアン・グラフェンベルフだが、それでも昨夏にアヤックスから加入した若きオランダ代表には不満のシーズンであることを公言。

 オランダの新聞『De Telegraaf』に対して、「最終的にはもっと多くのチャンスが得られると思っていたし、ちゃんと準備していたからそれに値すると思っていた」が、前任のナーゲルスマン監督の下では3試合連続ベンチのみなど「なんだこれはと思った」と吐露。後任のトゥヘル監督の下でいくばくか状況は改善したとはいえ、「まだ今後についてはわからない」と移籍も視野に入れていることを明かした。「もっとプレーしたい。それがバイエルンならいいけど、もうこういう1年は経験したくないんだ。確かに多くのことは学んだけどもっとプレーしたいんだよ」

バイエルン、デ・リフト以外すべてのCBの去就が不明

 またセンターバックについてもバイエルンは再編成を強いられる可能性がある。2024年まで契約を残すベンジャマン・パヴァールとリュカ・エルナンデスについて、ハイナー会長は両選手とも延長を目指していることを明かした上で、エルナンデスについて「我々は交渉中であり、非常に優秀な選手だからぜひ長期契約を締結したい。優勝祝賀会での彼の様子からも特にここで不満をもっているようにはみえないし」とコメント。ただもしも2人とも移籍となった場合には、『Sport1』によれば後釜としてキム・ミンジェに関心をもっている模様。ナポリとの契約には5000万ユーロの例外条項が付随しており、マンチェスター・ユナイテッドも関心をもっているようだ。

 だがもう1人のフランス代表CBダヨ・ウパメカノについても、契約は2026年まで締結され首脳陣からも評価はされるが、ただ重大なミスも目につくため重要な一戦で時折外される姿も見受けられており、こちらはトゥヘル監督の下ではの構想次第という状況にあるといえる。今冬加入のデイリー・ブリントについては、わずか5試合の出場にとどまるなど今夏までの契約を更新する選択肢はない。こちらにはジローナからの関心が伝えられている。ハノーファーにレンタル中のブライト・アクウォ・アレイ=ムビについては、契約には45万ユーロでの買取オプションも付随しており、思うように事は運ばなかったもののハノーファーの構想に入っているようだ。