3歳以上の多くの「ワンちゃん」が歯周病に? デンタルケアの悩み&ケア方法、飼い主1000人超の“リアルな声”
3歳以上のワンちゃんの多くが歯周病、もしくはその予備軍といわれています。ペット向けのおやつ「Jolly Jolie」を手掛けるグローバルペットブランズジャパン(東京都港区)が、「犬のデンタルケア」に関する調査を実施し、その結果を紹介しています。
調査は、4月26日、犬を飼っている1017人を対象に、インターネットで行われました。
「愛犬のデンタルケアの頻度を教えてください」と質問したところ、最も多かったのが「ほぼ毎日」で31.2%でした。続いて「全くしていない」が21.8%、「2〜3日に1回」が18.8%でした。
デンタルケアで使用しているものも聞いたところ、3位は「シートタイプ」で36.9%、2位は「おもちゃ・おやつ・トリーツ」で46.3%、1位は「歯ブラシタイプ」で53.8%でした。半数以上の人が、歯ブラシタイプのアイテムで愛犬のデンタルケアをしていることがわかりました。
また、「愛犬のデンタルケアで悩みはありますか?」と質問したところ、「ある」が68.4%と6割以上の人が悩んでいることが判明。回答者からは、具体的な悩みとして「口臭がする」(20代女性、愛知県)、「させてくれない」(20代女性、山形県)、「歯磨きをいやがる」(20代男性、京都府)、「磨けているか不安」(40代女性、佐賀県)」などの声が寄せられたということです。
歯磨き代わりや、歯石をとる効果を期待して硬めのおやつ・トリーツをあげている人も調査し、「あげている」が72.8%、「あげていない」が27.2%という結果になりました。
同社は、調査結果を受け「今回の調査で、『磨けているか心配』『歯磨きを嫌がる』など、愛犬のデンタルケアに悩みを持つ飼い主が多いことが判明しました」と分析しつつ「硬めのおやつ・トリーツを歯磨きや歯石取りの代わりと考え、あげている方も多いようです」とコメントしています。