米DIGIDAYの取材に応えたユー・オブ・デジタル(U of Digital)のマイルズ・ヤンガー氏は、「Googleの試みは即時的な満足を求めるユーザーの欲求を満たすものであり、今回の発表には行間を読む価値がある」と話す。「このようなケースにおける即時的な満足へのAI活用は、Googleが誇る超強力なパフォーマンスベースの広告および商業マシンに打ってつけに思える」と同氏は言う。「実際、Google自身もAI利用の広告プロダクト、パフォーマンス最大化(Performance Max)キャンペーンに言及し、その関連性を示唆している」。さらに同氏は、「GoogleはSGEエクスペリエンスを介してAI世界への適応に努めており、さすがのオンライン広告界の巨人も、主軸である数十億ドル(数千億円)規模の広告事業を考え直す必要に迫られている」と指摘する。なかでもとりわけ、SGEの「near me」機能はこの新パラダイムにおける商業・市場化を意識したものだと、同氏は続ける。「『near me』検索はGoogleにとって、即時的な満足を提供するために張り巡らせる巨大な堀のようなものだ。そのためには地理空間、POI(関心地点)、商業者、インベントリデータをあらかじめオーガナイズ(整理整頓/体系化)しておく必要があり、これは膨大な量という点でも、意味論的にも、対抗は極めて困難となる」。[原文:Google attempts to flaunt AI capabilities with new search function]Ronan Shields(翻訳:SI Japan、編集:島田涼平)