ロシアの侵攻が続くウクライナの動物園から絶滅危惧種のトカゲ2匹が静岡県河津町の体験型動物園「iZoo」に避難してきました。3月から一般展示が始まっています。

ウクライナの動物園から避難してきたオスとメスのアルマジロトカゲです。ウクライナでは、ロシアの攻撃の影響で停電が続き、2匹がもともと飼育されていた首都キーウの動物園では動物たちの飼育が難しくなっています。この状況を知ったiZooが今回、トカゲを受け入れました。

<来場者>

「ウクライナから来たから、すごく貴重ですよね。戦争の影響で減っちゃうのがすごく悲しいですよね」

<iZoo 渡部那智飼育主任>

「人間の都合で今回、ウクライナから日本の当園に来たという形なんですけど、そういったところもお客様に知っていただいて、命について考えるきっかけになったらいいなと感じています」

2匹のトカゲはロシアによる侵攻が終結した後もiZooに残り繁殖を目指す予定です。