WBCで世界の記者を虜にした日本の食 「マックに行かずに食べられるポテト」が話題に
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の東京プールは16日に行われた準々決勝の日本―イタリア戦で終了。日本代表・侍ジャパンの大谷翔平投手(エンゼルス)が参戦して空前の盛り上がりを見せたが、グラウンド内外でさまざまな名場面や話題になったトピックを迎えた。日本が戦う20日(日本時間21日)に準決勝の決戦ムードを盛り上げるべく、その出来事を振り返る。今回は取材に訪れた海外記者が堪能した日本の食文化だ。
最も話題になったのはMLB公式サイトのマイケル・クレア記者。東京ドームで取材し、滞在中はツイッターで体験した日本の食を次々に発信して話題になった。9日に「これは一番のお気に入りかもしれない」と投稿したのは「じゃがりこ」のチーズ味。「マクドナルドに行かずとも食べられるフライドポテトのような味のスナックだと? 食べるよ」とご満悦の様子だった。ほかにも、ピザポテト、歌舞伎揚げ、ばかうけなど、日本のお菓子を連日のように満喫していった。
お菓子のみならず、缶のコーンポタージュは「これは美味しいし、温かい」「ジュースみたいにして小さい缶でコーンの粒を飲むのは少し奇妙だけど、僕はいけるね」、メロンソーダは「私が今まで味わった中で一番甘いものかもしれない。これは液状化された砂糖のようだ」と次々堪能。こうした発信を続けると、次第に日本人からプレゼントをもらうように。大阪の駅・空港などで見かける「おおさかタルトクッキー」には「トップレベルのデザートだね」と唸った。
また、韓国ヨンハップ通信のヨ・ジホ記者も同様にツイッターで焼きそばパン、じゃがバターなどを紹介した。記者のみならず、来日した選手たちも束の間のオフに日本グルメを堪能。イタリア代表のデビッド・フレッチャー内野手は人気ラーメン店の「一風堂」や寿司を食べたことを明かして話題になった。こうして日本の文化が注目されるのも国際大会ならではの魅力。日本に訪れた海外の記者や選手たちによって、多くの“日本の食”が世界に伝えられることになった。
(THE ANSWER編集部)