業務スーパーの『さばの味噌煮』は黄身を落として丼メシで食べるのもおすすめしたい
業務スーパーで販売されている『さばの味噌煮』をご存じでしょうか。
国産さばを使用した冷蔵パウチ惣菜です。特製の味噌だれには生姜に加えて酒粕もプラスしており、特有の優しい甘みが効いている味付け。さば自体のクオリティは平均点ですけど、ご飯おかずとして手堅くチョイスできる定番系のおいしさですよ。
『さばの味噌煮』の価格・コスパは?
『さばの味噌煮』は300円(税込、税抜278円)で販売中。さばは2切入っていますが、内容量のグラム数は未記載。参考までに、編集部での実測値は225gでした。カロリーは100gあたり255kcal(脂質 16.2g、炭水化物 10.0g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約133円。ちなみに『さば味噌煮 3袋入』(280g・316円・約113円/100g)という冷凍品もラインナップされており、本品のほうが若干コスパが落ちます(どちらのコスパも実測値からの計算なので参考程度に)。
『さばの味噌煮』の調理方法は?
調理方法は袋のまま熱湯に入れて約5分温めるか、耐熱容器に移してラップをかけて電子レンジ(500W)で約3分加熱するだけ。加熱したらそのままはもちろん、お好みで生姜や付け合せなどをプラスしてもOKです。
『さばの味噌煮』はどんな味?
平均よりもちょい身が薄いぐらいのサイズ感のさば半身。たれの量は多すぎず少なすぎず、さば全体にしっかりと味噌の味が行き渡っています。身は引き締まったタイプで、比較的硬めの口当たり。皮目はふんわり柔らかくしつつ、身には歯ごたえのある繊維感を残しています。くったりしすぎない、ちょうどよい食感ですね。
たれは味噌ベースに砂糖や生姜、加えて酒粕を使用。味噌の甘みを酒粕の香りでまろやかな輪郭にまとめて、濃厚な味わいとじんわり優しい後味を両立させた感じです。家庭的な味付けにちょっと上品感を足したバランスで、定番感のあるおかずテイストに仕上がっています。
少し小骨が残っている以外には気になる欠点も見当たらず、とにかく手堅い印象。身をほぐし、黄身を落として丼飯にアレンジしても美味ですし、簡単ご飯おかずが欲しいときには鉄板の選択肢のひとつに入りますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
国産さばを味噌だれで煮込んだパウチパック入り冷蔵惣菜若干身が薄い印象だけど、クタクタに煮込みすぎていない良食感酒粕由来のまったりした甘さと香りがあり、ご飯がはかどる優しい濃厚感コスパを最重視するなら『さばの味噌煮(骨なし)』(1.1kg・861円・約78円/100g)もおすすめ