業務スーパーの『殻付ムール貝』は美味コスパ食材として重宝する! パスタやパエリアに手軽に使える
業務スーパーで販売されている『殻付ムール貝』をご存じでしょうか。
チリから輸入された冷凍ムール貝です。小ぶりなサイズなどに不満がなくはないものの、濃厚な旨味と塩気があってインパクト抜群の味わい。手頃にご馳走感のある魚介食材を確保したいときに重宝しますよ。
『殻付ムール貝』の価格・コスパは?
業務スーパーにて375円(税込、税抜348円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり70kcal(脂質 1.3g、炭水化物 3.7g)。原産国はチリ。チリの水産会社であるCamanchaca(カマンチャカ)のPier 33 Gourmet(ピア33グルメ)ブランドの商品を、神戸物産が輸入・販売するパッケージ。
以前紹介した際の商品は278円(税込)だったので35%ほどの値上がり。それでも手軽さと旨みを考えれば、コスパの良い食材と言えるかと思います。ちなみに、殻無しかつ味付け済みの商品として『スモークムール貝 オイル漬け』(85g・138円)もラインナップされていますよ。
『殻付ムール貝』の調理方法は?
調理方法は、パッケージの表面をフォークなどで刺して空気穴を作ったあと、そのまま電子レンジ(500W)で約8分半加熱するだけ。あるいは開封してフライパンに移し、貝が開くまで加熱調理してもOKです。
下処理は基本的に不要ですが、足糸(そくし:殻から出ているヒゲのような繊維)が付いている個体もあるので、気になる場合は除去しましょう。身が縮みやすいため、加熱しすぎには要注意。解凍時には旨味のあるエキスがたっぷり滲み出るので、なるべく捨てずに料理に活用するのがおすすめです。
『殻付ムール貝』はどんな味? 食べ方は?
粒のサイズは比較的小ぶりで、殻が割れてる個体もちらほら。ぷっくりジューシーな口当たりというよりは、小粒なりに程よい弾力と肉厚感が楽しめる、身が引き締まったタイプの食感です。品質的には価格相応の部分も多い印象ですね。
それでも、ムール貝特有の海水の塩気が混じった磯っぽい風味はとにかく濃厚。凝縮されたような旨味で、香りにも奥行きがある感じ。シンプルにワイン蒸しにしても味が引き立ちますし、パエリアなどの具材にすれば出汁の味わいがしっかり行き渡ります。
小粒なわりに旨味の主張が激しいので、どちらかというと単品でつまむよりは料理の具材に向いてる印象。パスタの具材にもぴったりですね。値上げは残念ですけど、なるべく価格を抑えてリッチ感のある魚介を楽しみたいなら、今なお有力な選択肢に入りますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
殻付きのまま冷凍されたチリ原産のムール貝割れた個体が多めで価格相応の部分もあるけど、味については問題なしきつすぎない塩気と濃厚な旨味があり、料理具材としても活用しやすいより気軽におつまみムール貝を楽しみたいなら『スモークムール貝 オイル漬け』(85g・138円)もおすすめ