[12.1 カタールW杯E組第3節 日本 2-1 スペイン]

 日本代表MF三笘薫の執念が決勝ゴールを呼び込んだ。

 前半11分に先制点を献上した日本は、その後もスペインにボールを圧倒的に保持され、前半を0-1のビハインドで折り返した。しかし、後半からMF堂安律と三笘がピッチに送り込まれると、猛反撃に出る。

 まずは前半3分、右サイドから切れ込んだ堂安が同点ゴールを叩き込むと、同6分に追加点のチャンス。右サイドから堂安が折り返したボールはファーサイドに流れたが、そこに走り込んだのが三笘だ。左足を伸ばして折り返すと、MF田中碧が押し込んだ。

 ボールはゴールラインを割っていた可能性もあり、VARが介入。しかし、ライン上にわずかに残っていたとの判断で日本の逆転ゴールが認められ、2-1の歴史的な勝利へとつながった。