加古川・姫路バイパスも50年以上経ってますから。

「播磨臨海地域道路」都市計画作成へ

 国土交通省 姫路河川国道事務所と兵庫県、神戸市は2022年11月24日(木)、播磨臨海地域道路(第二神明〜広畑)の都市計画手続きが始まると発表しました。28日には、国が調査したルート計画案を兵庫県と神戸市へ手交する式典が行われます。


加古川バイパスと姫路バイパスの接続部。これら国道2号バイパスのさらに海側のバイパスとなるのが、播磨臨海地域道路だ(画像:PIXTA)。

 兵庫県明石市の第二神明道路から、姫路市広畑区までを臨海部経由で結ぶ新路線。既存の国道2号「加古川バイパス」「姫路バイパス」ならびに国道250号のバイパスとなります。

 ルートをめぐっては、「大部分で海上を通る/内陸部を通る」「明石西ICの東部で分岐/西部で分岐」の2点で検討され、その前者「内陸・加古川ルート」が選定されました。第二神明と明石西JCTで、加古川バイパスと加古川JCTで接続して広畑へ向かう本線と、姫路港付近から北上し姫路バイパスに接続する姫路JCTへ延びる分岐線からなる構想です。延長は約36kmとされています。

 加古川バイパスでは加古川東ランプの前後で、国道250号でも姫路市内で朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生しており、これらの混雑緩和への寄与も期待されます。また、沿線に広がる臨海工業地域の輸送ルートとして、災害に強い道路となることが期待されています。

 今後、兵庫県と神戸市が都市計画手続きに着手するということです。