尼崎駅1・2番線にホームドア設置 大開口型と従来型併用 阪神電鉄
運賃の加算分を整備費に充当します。
鉄道駅バリアフリー料金制度を活用
阪神5500系電車(画像:写真AC)。
阪神電鉄は2024年春頃の完成に向け、尼崎駅(兵庫県尼崎市)1・2番線にホームドアを設置します。同番線には、阪神本線 大阪梅田方面行きの列車が発着します。
設置するホームドアは大開口型および一部のみ従来型。従来型が一重引き戸であるのに対し、大開口型は二重引き戸となっており、様々なドア幅もしくはドア位置の列車に対応できます。なお2番線は線路の両側にホームがありますが、どちらにもホームドアを設置します。
設置工事には「鉄道駅バリアフリー料金制度」が活用されます。この制度は、運賃の加算分をバリアフリー設備などの整備に充当するため、2021年12月に国が創設したもの。阪神電鉄は、同駅の3〜6番線へのホームドア設置についても検討するとしています。