列車でも仕事できます!

ロマンスカーサブスクは成功する?

 小田急電鉄は2022年11月24日(木)から、自社のMaaSアプリ「EMot」限定商品として、特急ロマンスカーのサブスクリプションチケット「EMot特急パスポート」を販売すると発表しました。ロマンスカーへ定額制サービスを導入するのは初の試みだそうです。


ロマンスカーGSE(画像:小田急電鉄)。

 利用日から30日間有効で、期間中の平日9時00分から17時59分までの間に小田急線内いずれかの駅を発車するロマンスカーを、1日2列車まで利用できるというサービスです。価格は次のように利用距離で分かれます。

・3500円(35キロまで)
・4500円(50キロまで)
・5000円(75キロまで)
・6000円(全区間)

 新宿〜町田や相模大野〜片瀬江ノ島などが35キロまでの区間に該当するとのこと。いずれのチケットも、4往復使えば都度チケットを購入するよりお得だそうです。

 全席指定のロマンスカーなら、移動時間もパソコンを開いて作業しやすい点などがメリットとして挙げられています。オフピーク通勤や出社半分・在宅半分といった働き方、ワーケーションや観光など多用なシーンに柔軟に利用できるといいます。

 なお、本商品はMaaSアプリ「EMot」限定で、大人用のみ販売されます。販売期間は2023年3月末までです。