美女馬券師のGI最終決断
守永真彩〜エリザベス女王杯編


もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分〜)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさん

◎ウインマリリン
◯イズジョーノキセキ
▲スタニングローズ
△デアリングタクト
△ナミュール
△ジェラルディーナ
△ピンハイ
△アンドヴァラナウト

 守永真彩です。アカイイトがGIエリザベス女王杯(阪神・芝2200m)を勝ってから、もう1年ですか......。ついこの間のように感じてしまうのは、年齢を重ねた証拠ですかね(笑)。昨年は10番人気、7番人気、9番人気の決着で大波乱のレースとなりましたが、今年はどうなるのでしょうか!?

 本命はウインマリリン。一昨年はレースレコードで勝ったラッキーライラックからコンマ4秒差の4着。その時の走破時計は2分10秒7と、今回出走するメンバーのなかでは持ち時計2位です。

 また、一昨年と昨年は直前輸送で本番に向かっていましたが、今年は早めに栗東に滞在。調教師のコメントを見ても、過去2回の挑戦時と比べてかなりいい状態とのことで、期待度は高まるばかりです。

 エリザベス女王杯出走馬の前走について見てみると、過去10年でGII府中牝馬S(東京・芝1800m)組が5勝とトップですが、GII札幌記念(札幌・芝2000m)組も悪くありません。出走頭数は3頭と少ないものの、1勝、3着1回という好成績を残しています。

 今年、その札幌記念(8月21日)から参戦してきたウインマリリン。しかも、同レースで1、2着だったのが、のちにGI天皇賞・秋で4着だったジャックドールと、見せ場たっぷりの2着に入ったパンサラッサ。その2頭に次ぐ3着は立派ですし、ここでも勝ち負けを演じられるはず。

 思い返せば、2年前にこのレースを勝ったラッキーライラックも、札幌記念3着からの参戦でした。3度目の正直! 期待しています。

 対抗はイズジョーノキセキ。前走の府中牝馬S(10月15日)では岩田康誠騎手の好騎乗も光り、見事な末脚を見せて快勝しました。先述したように、府中牝馬Sはこの舞台と相性のいいレースですから、なおさら軽視は禁物です。

 阪神競馬場で行なわれるエリザベス女王杯は今年で3年目ですが、去年も一昨年も差し・追い込み馬が3着までを独占したように、最後は後ろから追い込んでくる馬が強襲するイメージ。そうなると、ここ2戦でメンバー最速の上がりを記録しているイズジョーノキセキへの期待はますます膨らみます。

 3歳馬からは秋華賞馬スタニングローズを▲に。GIII紫苑S(9月10日/中山・芝2000m)から2連勝でGI秋華賞(10月16日/阪神・芝2000m)を制しましたが、いずれも優秀な勝ち時計をマーク。今回は3歳馬ということで、前走から斤量がさらに1kg軽くなるのも魅力です。

 イギリスで愛されている花と言えば、イギリスの国花でもある「バラ」。今年はエリザベス2世女王がご逝去された年でもありますが、その年に"バラ一族"の同馬が出走する、ということにも何か意味を感じてしまいました。

 デアリングタクトも気になる一頭です。2走前のGI宝塚記念(6月26日/阪神・芝2200m)では3着。勝ち馬には離されたものの、走破時計の2分10秒3は優秀だと思います。前走のGIIオールカマー(9月25日/中山・芝2200m)は案外なレースでしたが、阪神の芝2200mの舞台に戻って改めて期待したいです!

 スポルティーバの前回の予想、天皇賞・秋では、本命に挙げたイクイノックスが勝ち、注目馬に挙げたパンサラッサが7番人気で2着となりました。前回の記事を読んでいただいた方はご存じかと思いますが、あれだけパンサラッサが気になっていたのになぜ、3連複フォーメーションの2頭目にも入れなかったのか。

 一応、当日は本命馬とパンサラッサの馬連を1点買い足したのですが......。しっかりコラムの予想で当てられるよう頑張ります!

【推奨馬券】
◆単勝・複勝=(13)
◆3連複フォーメーション(16通り)=1頭目(7)(10)(13)、2頭目(7)(10)(13)、3頭目(3)(4)(7)(8)(10)(11)(13)(18)