エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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いずれも最終候補入りしていた

 メジャーリーグ選手会は4日(日本時間5日)、選手間投票による各タイトルの受賞者を発表した。エンゼルス大谷翔平投手は、年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」と「ア・リーグ最優秀野手」で最優秀候補入りしていたが、いずれも受賞とはならなかった。ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースアーロン・ジャッジ外野手が受賞した。

 年間最優秀選手の最終候補となっていたのは、他に35本塁打115打点を記録したカージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手で、ジャッジは3人の争いを制した。ア・リーグ最優秀野手は昨年、大谷が日本選手としては2004年のイチロー(当時マリナーズ)以来となる受賞を果たしていたが、2年連続とはならなかった。

 今季の大谷は投手で15勝9敗、防御率2.33。166回を投げ、メジャーで自身初となる規定投球回に到達し、リーグ3位の219奪三振をマークした。打者では打率.273、34本塁打、95打点。ワールドシリーズが始まった1903年以降では初となる、投打の「ダブル規定」到達を果たした。(Full-Count編集部)