エンゼルスのマイク・トラウトと大谷翔平(左から)【写真:ロイター】

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エンゼルスは今季、チーム打率.233、出塁率.297、OPS.687と低迷していた

 打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の最終候補選手が27日に発表され、エンゼルスからは大谷翔平投手を含む4選手がノミネートされた。多くの選手の候補入りはファンとしては喜ばしいことに思えるが、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、ネガティブな反応も多いことを伝えている。エンゼルスは今季、チーム打率.233(リーグ24位)、出塁率.297(リーグ26位)、OPS.687(リーグ22位)に沈んでいた。

 エンゼルスからは大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手、テイラー・ウォード外野手、ルイス・レンヒーフォ内野手の4選手が候補入り。同専門誌のライアン・メンジー記者は「73勝89敗に終わったエンゼルスにしては、沢山のノミネートを受けた」と皮肉を交えて伝えている。ファンも複雑なようで「ファイナリストがこんなにもいて、チームの攻撃指標の多くが最下位付近に終わったということは、下位打線の酷さを表している」との反応を、同記者が紹介している。

 また、エンゼルス公式ツイッターの「シルバースラッガー賞最終候補入り、おめでとうございます!」との投稿にも、ファンからの辛辣な書き込みが散見される。「十分に相応しい!」「私たちのヒーローたち」とのポジティブな声が大半だが、「勝てないで気の毒だよ」「シルバースラッガーのファイナリストが4人もいてこの成績。いろいろ終わってる」とのコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)