16安打20得点で快勝・鹿屋農

<第151回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:鹿屋農20−3指宿商(5回コールド)>◇22日◇1回戦◇平和リース

 立ち上がり、指宿商は先頭の上別府 亮太主将(2年)が中越え二塁打で出塁し、3番・前村 航(1年)の左前適時打で先制するなど5安打を集中して3点を先取した。

 その裏、鹿屋農の打線が火を噴く。3番・出水 康晴(1年)の左越え二塁打で1点を返し、6番・岩下 大悟(2年)まで中軸4人が全員打点で逆転に成功した。

 更に攻撃の手を緩めず、2死満塁から4番・楠原 蔵和(2年)の左前2点適時打、5番・丸田 怜央主将(2年)の左越え適時二塁打と続き、打者15人で10得点のビッグイニングを作った。

 2回も攻撃の手を緩めず、6安打を集中し打者13人で7点を追加した。4回にも3点をダメ押し。16安打で20得点を奪った。

 初回に3点を失った先発の1年生左腕・吉元 翔星だったが、2回以降は立ち直って追加点を許さず、5回コールドで指宿商を寄り切った。

(取材=政 純一郎)