探しているファイルを超高速で見つける! ファイル検索ツール「WizFile」の使い方

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Windowsパソコンを利用していて、必要なファイルやフォルダがなかなか見つからないことはないだろうか。

そのような場合にぜひ活用したいのが、無料で利用できる高速ファイル検索ツール「WizFile」だ。

キーワードを入力すれば、入力と同時にリアルタイムでファイルやフォルダを検索することが可能だ。


●ファイル検索の方法はキーワードを入力するだけ
Windowsパソコンを利用中にファイルやフォルダを検索したいときは、
一応、Windowsの標準機能でも検索することはできる。

しかし、お世辞にも高速とはいえないし、ディスク内のすべてのファイル・フォルダを検索できるわけでもない。

このようなとき活用したいのが、ファイルを高速に検索できる無料ツール「WizFile」(ウィズファイル)だ。

WizFileは、キーワードを入力すると、ほぼリアルタイムにファイル・フォルダが検索される。ただし、検索できるのはファイル名・フォルダ名とファイルのパスである。ファイルの中身を調べる全文検索ツールではないので注意したい。

WizFileでは、WindowsのファイルシステムであるNTFSのマスターファイルテーブルを直接読み取ってメモリ上にデータベースを構築する。
このため、初回起動時にはデータベース構築に少し時間を要するが、以降はバックグラウンドでデータベースが更新されるので高速に起動・動作する。

使い方はキーワードを入力するだけだ。
入力すると、そのキーワードがファイル名やパスに含まれるファイル・フォルダが一瞬で絞り込まれる。[ファイル名のみに一致]を指定するとファイル名だけ、[パスも含めて一致]を指定するとパスも含めて検索対象となる。また、[フォルダ]をチェックすればフォルダも検索できる。

さらに、ファイルの種類(画像、文書、圧縮ファイル等)、ファイルサイズ、更新日時などでファイルを絞り込むことも可能だ。

なお、検索対象とするドライブは、[オプション]の[ドライブの選択]で指定することもできる。

WizFileの特長は、とにかく高速なことだ。キーワードを入力すればすぐにファイル・フォルダが検索され、キーワードを変更すれば瞬時に検索結果が変化する。ファイル名やフォルダ名を手がかりにファイルを検索したいなら、ぜひ活用してみてほしい。情報検索が圧倒的に効率化するだろう。


WizFile。キーワードを入力すると、そのキーワードがファイル名やフォルダ名、パスに含まれるファイル・フォルダが瞬時に検索される。



キーワードを変更すると、検索結果も瞬時に変化する。



ファイルの種類やサイズ、日時で絞り込むこともできる。



ファイルの種類やサイズ、日時で絞り込むこともできる。



ファイルの種類やサイズ、日時で絞り込むこともできる。


WizFile




井上健語(フリーランスライター)