ファティ・カラギュムリュク(トルコ1部)は12日、元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロ氏(43)が新監督に就任することを発表した。契約期間は7月1日からの1年間となる。

 ピルロ氏は現役時代にミランやユベントスで活躍し、イタリア代表として2006年のドイツW杯優勝を経験。引退後の2020年7月30日にユベントスU-23の監督に就任すると、当時トップチームを率いていたマウリツィオ・サッリ氏(63)の解任を受け、わずか10日後の8月9日にトップチーム指揮官に電撃就任した。

 2020-21シーズンのユベントスはコッパ・イタリアやイタリアスーパーカップこそ制したものの、セリエAは4位に終わり、連覇が9でストップ。ピルロ氏は同シーズン限りで解任となり、2021-22シーズンは監督業から離れていた。

 ファティ・カラギュムリュクは1926年に創設。2020-21シーズンから1部に昇格し、2021-22シーズンはリーグ戦8位だった。

 ピルロ氏は同日に自身のツイッター(@Pirlo_official)を更新し、「新しい冒険を始められて幸せだ。ありがとう」と喜びを綴っている。