食品の値上げや野菜の高騰…。なかなか減らない食費に、毎月頭を抱えている人も多いのでは。そこで今回は、月の食費4万円の人気インスタグラマー、みいさんに節約ワザを教えてもらいました。実際の1週間献立も公開します!

日課のチラシチェックでお得情報は見逃さない!

おトク情報に敏感なみいさんは、買い物は週2、3回、スーパーのチラシをチェックし、お買い得品を狙います。

「お肉など冷凍できるものは、安いときにまとめ買いすることも。月の食費予算4万円は、月の初めにキャッシュレス決済アプリにチャージ。そこから支払えば残金もひと目でわかり、ポイントもゲットできます」

 

<みいさん(家族で食費月4万円)>

31歳。夫(30歳)、長男(5歳)、長女(3歳)の4人家族。インスタグラム(@mii_cook.kakei)では簡単料理や生活情報について発信。

 

●特売品を毎日チェック!肉は夕方の値引きを狙う

アプリで毎日チラシをチェックし、近所のスーパーに買いたい商品が安い日に買い物へ。「とくに肉は夕方のタイムセール品をまとめ買いしています」

●ふるさと納税でメイン食材をゲット

ふるさと納税では、必ず食べる肉や米のほか、新鮮な海鮮や少し高価な食材をゲット。

「ぜいたくもできて気分アップ! 楽しく節約が続きます」

●かさ増し食材を常備すれば心強い

こんにゃくや厚揚げ、カニかま、油揚げ、ヒジキなど、価格が安定していてかさ増しになる食材を常備。「安い食材を組み合わせて満足感のある献立が完成します」

みいさんのリアル1週間献立はこちら!

おトクにゲットした特売品からつくる1週間の節約献立をお見せします。

●月曜日

安かったカツオをメインにサラダと具だくさんスープを

「この日のお買い得品、カツオのタタキをメインに、定番食材のササミとキュウリと梅のサラダ、納豆をプラスしました」。スープは冷蔵庫の残り野菜を使って具だくさんに。

●火曜日

焼き肉のタレでガッツリ味つけ。満足感もアップ!

この日は冷蔵庫にある食材を活用。ジャガイモと豚肉を炒め、焼き肉のタレで味つけ。副菜はさつま揚げとフキの煮物、キュウリの浅漬けに、タマネギと卵のみそ汁を添えて。

●水曜日

前日の副菜を上手に活用して品数をキープ

ホッケを焼いて、副菜は前日の残りのさつま揚げとフキの煮物を。「スープはキャベツやモヤシなど、かさ増し野菜をたっぷり入れ、香味野菜を加えてもつ鍋風味つけに」

●木曜日

残り野菜を鍋にして食品ロスなし

たっぷりの残り野菜と、豆腐、豚バラで鍋に。「寒い時期は週1ぐらいで鍋にし、冷蔵庫の残り物を一掃。手間もかからないので、忙しいときでも無理なく続きます」

●金曜日

しらたき入り肉ジャガは子どもにも大好評

「しらたきでかさ増しした肉ジャガはご飯に合い、子どもに大好評」。レンコンやニンジンなど、野菜たっぷりのヒジキの煮物と、カニかま入りワカメとキュウリの酢の物が副菜。

●土曜日

時間がない日は炒め物をメインにすればOK

冷蔵庫にあったピーマン、キャベツ、ひき肉でチャチャッとホイコーロー。「簡単にできてご飯がすすみます。副菜は昨日の残りと、白だしで味つけをした卵焼きです」

●日曜日

煮物はこんにゃくでかさ増し。ジャガイモの副菜で満足感◎

こんにゃくでかさ増しした鶏ゴボウ煮は、しょうゆ、砂糖、みりんの定番味。副菜は残り物のジャガイモとソーセージでジャーマンポテト風にし、ボリュームも満点。

食費節約を成功させるためには、決めた予算をきっちり守るのが最優先。便利なアプリを駆使して、お買い得情報も予算管理もこなす達人のワザ、ぜひ参考にしてみてください。