もうすぐ新年度。子どもの進級・進学など、なにかと忙しいこの時期は、朝バタついたりうっかり忘れものをしたりしがち…。ここでは、そんな悩みを解決する玄関の仕組みづくりのコツを、昨年の「ESSE暮らしグランプリ」でグランプリを受賞しライフオーガナイザーの資格ももつharuさんに教えてもらいました。

これで忘れ物ナシ!朝バタつかない玄関の仕組みづくり

子どもたちの学校や、幼稚園・保育園への送迎など、毎朝の準備は1分1秒を争う戦い。早く家を出なくてはいけないのに、出かける直前に「鍵がない!」、「もう靴履いちゃったけど、ハンカチ忘れた!」なんてことも…。

マスクは種類ごとにドア裏に収納<写真>

忘れものが多かったわが家ですが、外出時に必要なものを玄関にまとめて収納することでスムーズに出発することができるようになりました。

●毎日必要なハンカチ、ティッシュは、玄関に指定席を

子どもが毎日学校へ持っていくハンカチ・ティッシュ、コロナ禍の今ではそれに加えてマスクも必須アイテム。以前はリビングに収納していましたが、出発するときに必ず通る玄関にまとめることに。

写真のように100円ショップのカゴを、マグネットフックで扉裏にぶら下げています。すると、「靴を履く→ハンカチとティッシュを入れる」という動作が習慣になり、入れ忘れが激減。また、忘れても靴を履いたまま取れるので、「ママ取ってきて!」と呼ばれることもなくなりました。

 

●マスクは種類・サイズごとに玄関ドア裏に収納

玄関のドア裏には、Towerのマスクホルダーと100均のケースをマグネットで貼っています。
マスクは、大人サイズと子どもサイズの2種類あり、布マスクと不織布、用途によって使い分けるため、2つに分けて収納

また、鍵も玄関に収納することで、出かける前に見つからなくて慌てることがなくなりました。扉裏を活用することで、見た目もスッキリします。
鍵のフックはニトリのもの。上に物を置けるスペースもあるので印鑑なども置けて便利です。

●卒入学式シーズンの必需品も玄関に収納すれば慌てない

これからのシーズンは、卒業・入学式や保護者会などもあり、学校へ行く機会が増えますね。バタバタしてうっかり忘れがちなネームホルダーやスリッパも、玄関に収納しておけば、忘れてしまうのを防げます。

また、スリッパは持参しても脱いだ靴を入れる袋は忘れてしまいがち。毎回、出発前に靴を入れるちょうど良い大きさのビニール袋を探すのは面倒なので、靴を入れる袋を用意して、スリッパの袋の中に収納しておくと、忘れる心配がなくなり手間も省けます。

 

●休日のお出かけに必要なものもまとめて収納

子どもを連れてのお出かけは、持ち物も多く、出かける準備だけでぐったり。忘れ物をすると、取りに戻るのも一苦労で、出かける気がなくなってしまうことも…。
お出かけに必要なものも、できるだけ玄関に収納することでスムーズに出かけられるようになります。

自転車のヘルメット、電動自転車の充電器は、取り出しやすく、かつ見た目もスッキリさせるために、ゲタ箱へ収納
また、日焼け止めや虫よけスプレーも玄関に置いておくことで、出かける前にさっと使ったり持っていくことができます。

公園遊びでよく使うレジャーシートも、玄関の取り出しやすい位置に。袋に入れておけばそのまま持ち出せて便利です。

 

●外出の必需品を玄関に収納して、朝のイライラを解消

進級や進学で、新生活の準備が始まるこの時期。快適な生活を送るために、外出時に必要なグッズの収納を一度見直してみてはいかがでしょうか。毎日持っていくものを玄関に収納することで、準備がぐっとスムーズになり、毎日のプチストレスが減りますよ。ぜひみなさんも試してみてくださいね!