断トツの首位デビュー! - 映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』より
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 先週末(3月4日〜3月6日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、DC映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』が興行収入1億3,400万8,624ドル(約154億円)を上げる特大のヒットで首位デビューを果たした。オープニング興収1億ドル(約115億円)超えは今年初。コロナ禍におけるオープニング興収としては、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(オープニング興収2億6,013万8,569ドル・約299億円)に次いで2位の数字となっている。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)

 フィルム・ノワール調の探偵物語として、バットマンを名乗って2年目のまだまだ未熟なブルース・ウェイン(ロバート・パティンソン)の姿を描く本作。176分という長い上映時間のハンデをものともせず、大ヒットスタートを切った。批評家・観客による高い評価のほか、ワーナー・ブラザースの映画としては2020年9月公開の『TENET テネット』以来となる劇場のみでの公開(※これまでワーナー作品は劇場公開と同時に米 HBO Max でも無料で配信されていた)となったこともヒットの要因といえるだろう。観客の65%以上が男性、60%以上が18歳〜34歳の若い世代だった。

 海外でも興収1億2,420万ドル(約143億円)を上げており、世界興収は2億6,903万2,821ドル(約309億円)に達している。日本公開は3月11日だ。(編集部・市川遥)

3月4日〜3月6日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『THE BATMAN−ザ・バットマン−』
2(1)『アンチャーテッド』
3(2)『ドッグ(原題) / Dog』
4(3)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
5(4)『ナイル殺人事件』
6(6)『SING/シング:ネクストステージ』
7(5)『ジャッカス・フォーエバー(原題) / Jackass Forever』
8(9)『シラノ』
9(初)『Gangubai Kathiawadi(原題)』
10(10)『スクリーム(原題) / Scream』