史上初の任務 ウクライナ支援で空自機が小牧を離陸 機内には防弾着やヘルメット等
ロシア近辺を避け南寄りの空路を飛ぶんでしょうね。
航続距離の長いKC-767に白羽の矢
防衛省は2022年3月8日(火)夜、ウクライナに提供予定の防弾チョッキやヘルメットなどを積み込んだ自衛隊機が、愛知県にある航空自衛隊小牧基地から出発したと発表しました。
ウクライナの隣国ポーランドへ向け出発する航空自衛隊のKC-767空中給油・輸送機(画像:防衛省)。
飛び立ったのは、小牧基地に所在する第1輸送航空隊第404飛行隊のKC-767空中給油・輸送機です。同機は8日午後11時ごろに離陸、ウクライナの隣国ポーランドまで飛び、そこで支援物資を降ろすとのこと。
防衛省によると装備品の提供任務は初だそうで、ウクライナのために全力を尽くすとコメントしています。
なお、名古屋とポーランドの首都ワルシャワの距離は8400kmあまりで、飛行時間は民間のジェット旅客機で最短12時間ほどだそうです。ただ、ロシアに近い北寄りの空路を飛ぶことができないため、その点を鑑みるともう少し時間がかかるかもしれません。