どこに差がある? 尽くしても捨てられる女と愛される女の違いとは
好きな人のことを思い、彼のために何かと世話をする尽くす女。いつの時代にも、尽くす女はいるものですよね。しかし、尽くしたにも関わらず男性に「重い」と言われて捨てられる女と、「ありがとう」と感謝されて愛される女という2つのタイプが存在するのです。
今回は、尽くして捨てられる女と、尽くして愛される女の違いについてお伝えします。
一体なぜ? 尽くしたのに捨てられる女
彼のことを信じ、時には自分が盾となって守ることで、一途に彼を愛し続ける尽くす女。男性からすると尽くす女は女神のような存在かと思いきや、「一緒にいると疲れる」「彼女の行動自体が重い……」とぐったりし、結局は彼女とサヨナラしてしまうというケースが意外と多くあります。
傍から聞いていると、こんなに尽くしてくれる彼女を振るなんて罰当たりだな、ワガママすぎると感じてしまいまずが、実は尽くす女が捨てられるには真っ当な理由があるのです。
自分の気持ちを押し付けてしまう
尽くす女は、パートナーの気持ちを第一に考えて行動しているように見えますよね。確かに、彼女たちはパートナーを喜ばせたい、幸せにしたいという思いであふれているのは事実です。
しかし、パートナーが感じる本当の喜びや幸せについて、実際に尋ねてみたことはあるでしょうか?
残念ながら、捨てられるタイプの尽くす女は、パートナーが本当に喜ぶことや幸せを感じることが何なのかを知らない場合が多いのです。相手に良かれと思って尽くしていても、本当は求められていない行為だったというケースがあります。
実際に求めていないことを次から次に与えられれば、パートナーも不満や逃げたい気持ちが募ります。彼女と一緒にいても不愉快でしかありません。
しかし、尽くす女はその気持ちを悟ることが難しいので、「こうすれば彼は幸せなはずだ」という思い込みで突っ走り、結果的に相手の気持ちではなく、自分の気持ちの押しつけになってしまうのです。
自己肯定感が低い
尽くす女を見ていると、「なぜここまで相手の世話をしたり、支えたりすることができるのだろう?」と感じることがあります。
例えば、彼が仕事に遅刻しないように欠かさずモーニングコールをしたり、真夜中でも彼が困っているならば駆けつけたりするなどのバイタリティーを持っていることです。
このような行動は、一見すると女性版スーパーマンのようにも思えますが、彼女たちがこんなにも尽くすことに夢中になれるのは、自己肯定感が低いからに他なりません。
尽くす女は自分に自信がなく、自分を認めることができないケースが多いと言われています。しかし、自分を大切には思えないけれど、本当は自分は価値のある存在だと認めたい気持ちが心の中に強く横たわっているのです。
そのため、彼女たちにとってはパートナーに尽くすという行動が好都合なのです。尽くすことによって他人から賞賛を得ることができ、相手も喜んでくれているはずと信じることで、自分の心が安定し、そのような行動をとっている自分は価値があるのだと思うようになります。
尽くして愛される女とは
尽くしたのに捨てられる女がいる一方で、尽くすことで感謝され、パートナーに「絶対に彼女を離したくない」と思われる女もいます。
付き合って何年たっても飽きられることはなく、むしろ相手からより愛され、周囲からも「あんなに素晴らしい女性と出会えて羨ましい!」と言われ続けるのです。同じ尽くす女であるにも関わらず、尽くして捨てられる女とはどのような違いがあるのでしょうか?
自分と相手の気持ちを区別できる
尽くして愛される女は、自分の気持ちを一方的に押し付けず、自分と相手の気持ちをきちんと区別することができます。そのため、主観的に考えるのではなく、相手が本当に望んでいることを客観的に捉え、時には何が幸せなのかをお互いに話し合う視点も持っています。
つまり、自分とパートナーは別々の人間であることを理解し、何をすれば相手が幸せを感じるのか、喜ぶのかがわかっているのです。愛情の無理強いではない関係は心地よく、パートナーも彼女を捨てようなどという考えなど浮かばなくなります。
自己肯定感が高い
尽くして愛される女は、自分のことをよく理解しており、自身の良いところも悪いところも認めることができています。そのため、パートナーに依存しすぎることはありません。
また、自分というものをしっかりと持っているので、「パートナーに尽くすことが自分の価値を上げることだ」という考えにも発展しないのです。
自分のことをきちんと把握しているからこそ、パートナーについても理解が深く、本当に尽くすべき時や物事を心得ています。自分の価値を上げることに執着しない自己肯定感の高さによって、パートナーとの関係も良好に築いていけるのです。