「MLBはこのカメラを検討すべきだ」 日本のプロ野球中継でお馴染みの撮影手法が米話題
日本で導入されている「審判カメラ」、独立リーグ監督が「検討を」と発信
日本の野球ファンにはお馴染みのカメラが米国でにわかに話題となっている。米独立リーグの監督が日本の放送局が取り組んでいる「審判カメラ」の映像を自身のツイッターに公開し、「MLBはこのアングルのカメラを検討すべき」と主張。米ファンからは「これはやばい」「このアングル最高」などと反響が寄せられている。
新鮮な光景に映ったようだ。2019年3月に東京ドームで開催された巨人とマリナーズの親善試合。当時巨人に在籍していた田口麗斗(現ヤクルト)が投じた一球をマリナーズのミッチ・ハニガーが左中間に弾き返した。投じられた球や打球の行方をどの座席よりも臨場感を得られる「審判カメラ」の映像。日本の野球中継ではよく見る光景だ。
この映像に注目したのが米独立リーグ「パイオニアリーグ」のミズーラ・パドルヘッズのマイケル・シュラハト監督。自身のツイッターに「MLBはこのアングルのカメラの常時設置を検討しなくてはいけない」と文面につづって実際の動画を公開した。これに米ファンも「超同意!」「これはやばい」「このアングル最高」「ビデオゲームのアングルだ」「クールだね」「審判カメラはイケてる」と絶賛している。
昨季はエンゼルスの大谷翔平投手が外野守備に回った時に、大谷だけを抜き続ける「大谷カメラ」を日本のテレビ局が導入。この時も現地で話題を呼んでいた。次はどんな中継方法が注目を浴びるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)