スイスの時計ブランド「オメガ」から、人気コレクション「スピードマスター」の新作となる「スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド」が登場する。1月9日の時点では近日発売予定となっており、価格は9,570,000円。

スピードマスター キャリバー321 カノープスゴールド


スピードマスターオメガの代表的な時計だが、初めて登場したのは1957年のこと。2022年は65周年にあたり、今回の新作は初代スピードマスター(CK2915-1)からインスピレーションを受けたという65周年記念モデルだ。

モデル名にある18Kカノープスゴールドは、白さと高輝度、耐久性を兼ね備えるオメガ独自のホワイトゴールド合金。ブラックオニキス製のダイアルには、ヴィンテージのオメガロゴと楕円形の「0」を配置し、ベゼルのタキメータースケールはブラックのエナメルになっている。また、りゅうずにデザインされたナイアードマーク(防水性を示す)や、ドット・オーバー90(DON)とドット・ダイアゴナル・トゥ70といった、初代スピードマスターを受け継ぐティテールも見どころ。















裏ぶたのシースルーケースバックからは、手巻き式の機械式ムーブメント「Cal.321B」がのぞく。キャリバー321は1957年のスピードマスターが搭載していたオリジナルのムーブメントであり、オメガは2019年から生産を再開している。パワーリザーブは約55時間だ。

シースルーケースバックのサファイアガラス内側には、オメガのシーホースをマーキングしている。これもスピードマスターを象徴するものだ。







ケースとブレスレットの素材はポリッシュ&ブラッシュ仕上げの18Kカノープスゴールド、ケースサイズは径38.6×厚さ13.92mm、風防は両面無反射加工のボックス型サファイアガラス、防水性能は60m。

1957年当時のオリジナルボックスにインスパイアされたという特製ボックスには、キャリバー321のリーフレットが付属する